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今年は家計管理を頑張りたい! 大切な3つのコツって?

ファイナンシャルフィールド / 2020年1月16日 9時10分

今年は家計管理を頑張りたい! 大切な3つのコツって?

老後2000万円問題や、確定拠出年金の延長、公的年金の引き下げなど、老後の生活不安が話題になることが増えました。   自分はまだまだと思っていても、早めに老後の準備をしておくことで、いざというときに慌てずにすみます。老後の生活を豊かにしたいという方に、家計管理のコツをお伝えしたいと思います。  

お金に色をつけましょう!

家計管理では、「何のために使うお金か」を整理して収入を割り振るのが近道といえます。まず、必要なお金を、以下の3つに分けてみましょう。
 
・急に収入がなくなったときのためのお金
・5〜10年以内に使う予定のあるお金
・老後やお子さまの教育費など10年以上先に使うお金

 
この3つを把握しておくことで、毎月の収入をどう割り振ればいいか検討できるようになります。
 
・すぐに使えるお金は、預貯金など流動性のある商品
・10年以内に目的のあるお金は、定期預金など元本確保の商品
・老後資金や教育費など10年以上先の目的のお金は、利殖性のある商品

と、目的に合った商品に預けておくのもよいでしょう。
 

余ったお金を貯蓄するのではなく、貯蓄した後のお金で生活を

必要なお金の把握ができると、毎月どれくらいのお金を貯蓄に回すべきか明確になってくると思います。
 
生活費を優先して余ったお金を貯蓄に回している方のなかには、「思ったように貯蓄ができない」という悩みをお持ちの方もいるはずです。考え方を変え、まず将来必要なお金を貯蓄や金融商品に回し、その残りで生活をしていくようなライフスタイルにしましょう。
 
普段あまりぜいたくをしていないけれど、ちょっとしたぜいたく(プチぜいたく)をしている、という方もいるのではないでしょうか。「これくらいいいかな!?」「これも買っておこうかな!?」など、小額だけど必要でないものをちょっとずつ買い、いつの間にか貯蓄に回すお金が少なくなっているということもあります。
 
そうならないためにも、給与が入ったらまず、必要なお金を貯蓄に回しておくことをおすすめします。自分で毎月ATMや銀行窓口に行き、お金を振り分けるのは手間がかかります。続けていくのも大変です。
 
銀行など金融機関によっては、自動引き落としの設定ができる預貯金や、貯蓄性のある生命保険、個人年金もあります。これらを毎月一定額積み立てていくのもよい方法だと思います。目的に合った商品に、まず入金するという習慣を身につけるとよいかもしれません。
 

家計簿は書くだけではダメ

家計管理のために家計簿をつけているご家庭もあるでしょう。しかし、家計簿をつける習慣はできたものの、毎月の収支をなんとなくしか把握していないということになっていませんか?
 
最近では多くの方がスマートフォンを持っています。収支を把握するために、アプリを活用するのもおすすめです。レシートの写真を撮るだけで記帳できるもの、銀行の残高やポイント、金融商品、電子マネーなどを一括で管理できるアプリなど、さまざまなものがあります。
 
なかには、毎月の支出より支出が多くなったときに、お知らせしてくれるような機能が付いたものも。キャッシュレス決済が普及し、ついついお金を使いすぎている方は特に、こういったアプリを使ってみるのもよさそうですね。
 
昨年から急激に普及しているスマホ決済も、ポイント還元を利用してお得に使うことができます。便利なので、ついつい使いすぎてしまう方もいるかもしれません。そんなときは、自動入金(オートチャージ)を設定せず、毎月一定額だけを入金しておくようにして、使いすぎを防ぎましょう。
 

まとめ

家計管理では、目的を明確にすることと、長く続けられることが大切です。しっかりと収支を把握し、プチぜいたくの習慣を早いうちに脱却しておくことで、老後も安心して過ごせるようになるのではないでしょうか。
 
執筆者:吉野裕一
夢実現プランナー

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