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わが子のお稽古は「グルメコーヒー派」か「パフェ派」かで決める

ファイナンシャルフィールド / 2020年2月10日 10時50分

わが子のお稽古は「グルメコーヒー派」か「パフェ派」かで決める

わが子は何に向いているのだろうか? とゆっくりじっくり考える間もなく、SNSやママ友からの情報、保護者会などで多くの情報が錯綜して振り回されていませんか?    子どもは柔軟性がありますから、ひととおりのことはこなしてしまいます。また、オリンピック選手の活躍などを見ていると「うちの子も!」と期待を抱いてしまいます。やみくもに情報に流されっぱなしでは、限りある「家計資産」はあっという間に尽きてしまいます。  

生まれる前から付き合っている親だからこそ自信をもって見極める

子どもと一番長く付き合っているのは親です。時には近視眼的に、時には遠巻きに、さらによその子どもたちと比較して、知らず知らずの間に子どもの行動を毎日分析しています。
 
「何」に向いているかは二の次であっても「グルメコーヒー」派か「パフェ」派かは見極められるはずです。もし見極められないという場合は、わかっているけれど、認めたくない思いが邪魔しているにすぎないのではないでしょうか。
 

パターン1:グルメコーヒー派ならば極めさせる

わが子がグルメコーヒー派だと思ったら、夢中になっているものをとことん応援すると良いですね。スポーツなどをやらせていたけれど受験のために中断する場合、本人が納得しない限り、やめさせたところで受験にスイッチを切り替えることはできません。
 
その結果、スポーツについても受験申込書に実績としてアピールする力がなく、入学試験でも受験勉強に集中的に取り組んだお子さんに比べて、力を発揮できないまま不完全燃焼感を親子で抱えていくことになります。
 
スポーツを続けさせても将来のキャリアに結び付くだろうか、と不安になるかもしれませんが、好きならば極めさせる、徹底的に応援するぐらい入れ込むことで、いくらでもキャリアパスは見つかります。
 
幸か不幸か日本は現役世代人口がどんどん減少していることと、特色ある教育を模索している教育機関も多いため、チャンスを獲得する機会は増えていると思います。
 

パターン2:パフェ派ならば、ブレンドして最高級の仕上がりになるよう支援

これに対して、どれもこなせるが、何がしたいのかわからないし、何が向いているのかわからない場合、平均より上のスキルを複数ブレンドして、わが子の良さが最もよく引き出せるような応援の仕方になります。
 
その場合は、複数のお稽古を同時に継続することになるでしょう。1つを極めるほどまではいかないが、別のスキルもある。例えば音楽も好きだしできるようだ、英語も楽しんで勉強している、というのであれば両方継続させます。
 
音楽だけを極めるとなると、大変に狭き門ですがこれに英語というスキルを合わせれば、キャリアパスの選択肢は大幅に広がります。可能性が低いものはカットする思い切りも必要です。
 
執筆者:柴沼直美
CFP(R)認定者

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