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働く女性の一人外食、約30%も増加?一人飲みはどれくらい増えているのか

ファイナンシャルフィールド / 2020年2月19日 3時0分

働く女性の一人外食、約30%も増加?一人飲みはどれくらい増えているのか

一人でカラオケを楽しむ「一人カラオケ」や一人で焼肉を食べる「一人焼肉」など、一人でさまざまなことを行うことに対して抵抗感のない人が増えています。   「おひとりさま」という言葉も定着して使われるようになり、特に独身の女性が一人で入店しやすい飲食店なども増加しているのがポイントです。ここでは、働く女性の一人外食が近年増加していることについて詳しく解説します。  

女性の一人外食が増加している理由は?

株式会社リクルートライフスタイルは、女性の一人外食を「夕方以降の食事を女性一人で外食すること」と定義し、女性の一人外食についての調査を行いました。
 
本来なら大人数で楽しむのが定番である焼肉や鍋料理などを一人で食べることを「一人焼肉」や「一人鍋」などと呼びますが、少し前までは女性が一人で食事をしていると「寂しそう」「彼氏も友達もいない」「ひとりぼっち」といったネガティブな印象を持たれがちでした。
 
今でもそのような印象を持つ人は変わらずいますが、一人で食事をする女性側に変化がみられます。一人で食事をすることに引け目を感じるどころか、一人であることを隠さず満喫しているというのがポイントです。
 
女性の一人外食が増えている理由のひとつに、日本の晩婚化が進み独身者が増えていることがあげられます。晩婚化は女性の社会進出にも関係があると言われ、女性が社会で活躍する反面、結婚適齢期が上昇している傾向が見られます。
 
特に働く女性の一人外食は、2015年度と2018年度を比較すると31.1%も増加している点に注目です。これは働いている独身女性が経済的にもゆとりがあり、頻繁に外食することが可能なためでもあります。
 

働いている女性の一人飲みも増えている?

働いている女性の一人外食での飲酒についてはどのような傾向にあるのでしょうか。2018年度において、働いている女性が一人外食をした際に飲酒をした延べ回数は425万回です。飲酒をしなかった延べ回数は2667万回となり、飲酒をしない女性が多くなっています。
 
ただ、注目してほしいのが伸び率です。2015年度から2018年度への伸び率は、飲酒ありが+41.8%、飲酒なしが+29.6%と圧倒的な伸びを見せています。一人外食は食事が中心ですが、お酒も楽しむ「一人飲み」も増えていると言えます。
 
実際、女性の一人外食で外食回数が増加傾向にあるのはバーやバル、ビアホールなどです。2015年度から2018年度への伸び率が+47.7%もありました。
 
そのほかには中華料理店の伸び率は+41.7%、焼肉店やステーキ店などが+37.2%、ファミレスや回転すしなどが+31.2%、牛丼やカレーなどの一品ものの飲食店が+28.2%、居酒屋が+26.9%となっています。働いてる独身女性は一人外食に対して比較的食費を使い、贅沢をするケースも多く見られます。
 
仕事のストレスの発散のためだったり、自分へのご褒美で奮発するという意味合いを持っているからと考えられます。
 

働く女性の一人外食はまだ増加する?

働く女性にとって、一人外食はさまざまなメリットがあります。他の人と予定を合わせたりする煩わしさがなく、自分が食べたいお店で食べたいものを食べることができるのは大きな魅力です。
 
また、仕事が忙しくて自炊の時間がない場合にも重宝します。さらに食事だけではなく、お酒を楽しむ「一人飲み」も増加傾向にあるため、多くの飲食店が一人外食に対してアプローチを始めている点にも注目です。
 
出典 株式会社リクルートライフスタイル「女性の「一人外食(夕方以降の食事)」に関する分析」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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