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外出が制限されているときの過ごし方、どうする?

ファイナンシャルフィールド / 2020年4月11日 12時0分

外出が制限されているときの過ごし方、どうする?

新型コロナウイルスの感染拡大によって、首都圏をはじめ日本全国で連日の感染者報告と不要不急の外出抑制とテレワーク・時差出勤の推奨が行われています。   今までの生活から大きくスタイルを変えなければならないストレスはあるかもしれませんが、感染拡大を少しでも抑制させることが圧倒的な優先順位ですから、うまくこの環境に付き合っていかなければなりません。  

3食のメニューの見直し機会

食材など、日々消費して補充していく必要のあるものを調達する場合でも、傷みやすい葉物野菜は冷凍もので調達、根菜は日持ちがするのでこちらを活用するのはどうでしょうか。
 
例えば、葉物と違って重量感があるニンジンは、1本でもかなり使い勝手があります。1本ずつ新聞にくるんでおけば、常温保存でもかなり日持ちします。
 
報道によって需給バランスが崩れ、スーパーの陳列状況も不安定になりがちです。ですが、物流が寸断されているわけではないので、日によって品ぞろえが豊富なときもあります。そんなときに購入しておけば安心です。
 
あくまで生ものですので、やたらに購入する必要はありません。これまで忙しい日常で煮物などを作る機会がなかったかもしれません。この機会にさまざまな調理法を試したり、常備菜を作るなどして、日々の料理を見直してみるのも良いでしょう。

時間を持て余している子どもに家事協力の機会を

通常ならば宿題がなく、学年・学校の切り替えの時期でこれまでの仲間との別れを惜しんだり、新しい生活の準備をしたり、それを応援する桜の開花で、日本人ならばもっとも活発に活動する新春の時期です。
 
それだけに、若年層にはつらい巣ごもりになっているでしょう。やることがなく、退屈しがちな子どもたちには、身のまわりの整理整頓を経験させるだけでなく、家事に参加させるのも良いでしょう。
 
例えば、届いた年賀状と書き損じのハガキが混在した状態で、何年もたまっていないでしょうか? 
 
これらの整理をさせることで、自分の家族はどんな家庭とお付き合いしているのかを知らせる機会になりますし、書き損じの年賀状を郵便局で切手やハガキに交換させる、というのも、日ごろあまり経験させられないことかと思います。
 
書き損じが交換できること、ハガキや切手の料金など、身近でなかった金銭感覚を知らせることができます。交通系のプリペイドカードでのチャージ等で、コンビニ利用をすることが当たり前の若年層にとって、63円、84円という単位を認識させることができます。
 
最近では、ほとんどの通信手段がLINEやメールで、手紙やハガキの書き方も知らない若者が増えていますが、就活のときに慌てる前に経験させましょう。

1日の家事のルーティーンや概念を理解する

SNSも、「いつもと違う経験をお互いに知らせあう」からこそ楽しいものです。どこかへ出かけようにも、ショッピングモールも映画館も営業していなければ、投稿するネタが少ないかもしれません。これまで「外に」目を向けていた日常を「内に」向けさせる機会です。
 
もしかしたら、自然に目が覚めるまで寝ているかもしれませんが、太陽の光で目が覚めること、午前中に掃除をさせる、午後に洗濯物を取り込ませるなど、長続きする簡単な「役割」を作って、「家での1日」「内」を見つめさせるのはいかがでしょう。
 
自分たちの入浴時間に心地良く入れるという実感が伝わりますから、お風呂掃除など自分たちが実際使ったものがいいかもしれません。
 
洗濯洗剤がなくなれば自分たちで補充させる、詰め替え用を買っておけば、容器ごとに新しいものを購入するより割安でかつゴミを減らせるなど、学校で勉強した、あるいはCMで見ただけの“エコ(環境を意識した生活)”が実感できるかもしれません。
 
執筆者:柴沼直美
CFP(R)認定者

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