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新社会人にこそ考えてほしい保険のこと。加入するべき保険の選び方を解説

ファイナンシャルフィールド / 2020年6月12日 3時0分

新社会人にこそ考えてほしい保険のこと。加入するべき保険の選び方を解説

新社会人として早めに行っておきたいことの一つに、保険への加入があります。立派な社会人として活動していくためにも、早めに保険の必要性や選び方を理解しておくべきです。

なぜ新社会人に保険が必要なのか?

社会人として働いていると、毎月安定した収入を得ることができます。しかし、けがや病気によって働けない状況が続いてしまうと、その間の収入が途絶えてしまいます。
 
特に入院となると、生活費に加えて高額な入院費用も発生します。貯蓄が充分にあれば問題ないのですが、つねに充分な貯蓄があるとも限りません。そうした場合に備えるためにも保険は必要なのです。
 
ときどき「日本は健康保険や年金制度が充実しているから保険は不要」と考える新社会人の方もいらっしゃいます。たしかに日本の公的社会保険制度が充実しているという点は事実ですが、それにより必ずしも必要な保障が受けられるとは限らないのです。

必要な保険分野を知る

保険は、大きく次の3分野に分かれます。
 
(1)生命保険
(2)損害保険
(3)医療保険

 
生命保険は、けがや病気によって死亡した場合、残された家族などへお金が支払われる保険です。それに対して医療保険は、病気やけがの治療に適用される保険です。
 
がん保険や介護保険などがこれに当たり、通院や手術、入院や介護サービスが必要になったときの備えとなります。最後に、損害保険は、人ではなく物に対する保険です。自動車保険や火災保険などがこれに当たります。

新社会人が優先して入りたいのは医療保険

新社会人になって保険に加入するのであれば、まずは医療保険に優先して加入したいところです。病気やけがはいつ自分の身に起こるか分かりません。若くして大病を患うこともありますし、通勤中に交通事故に遭うかもしれません。
 
一度病を患うと、その後に保険に加入することが難しくなってしまいます。保険料が安く、病歴もない新入社員のうちに医療保険に加入することをおすすめします。

生命保険はどうすればいい?

生命保険も大切な保険ですが、生命保険への加入を検討するのは、家族を扶養するようになってからでも遅くはありません。収入に余裕がある場合は別として、家族を扶養するべき立場になるまでは、加入するとしても、自分の葬儀代が賄える程度の生命保険にとどめておきましょう。
 
ただし、医療保険と同様、病歴や年齢によって生命保険に加入する際の審査に通らない場合もありますので注意が必要です。

毎月の保険料の目安は?

新社会人になったからと、無理に保険に加入しないようにしてください。いざというときに備えて、ある程度貯蓄などを行い、余裕があれば保険に加入するようにしてください。毎月何万円もの保険を過剰にかける必要はありません。
 
収入の3%以内に抑えるなど、無理のない範囲で保険に加入することが大切です。毎月の保険料によって生活が圧迫されたり、まったく貯蓄ができないといった状況に陥ってしまっては本末転倒です。

新入社員が保険に加入するなら充分な検討を

新社会人になると、将来を考えたときや会社からの案内があったとき、保険会社からの勧誘など、保険について考える機会は多くなります。
 
保険は一度加入すると、その後長年継続していくものになります。加入したものの、短期で解約してしまうことを繰り返してしまっては、保険の意味がありません。保険に加入する際は、自身のライフプランや収支の状況に応じて慎重に検討するようにしてください。
 
もし、考えるのが難しい場合は、FPなどの専門家に相談しながら、加入する保険を決めていくとよいでしょう。
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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