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ボーナス、何に使う? 平均額や「おすすめできない使い方」って?

ファイナンシャルフィールド / 2020年6月11日 23時0分

ボーナス、何に使う? 平均額や「おすすめできない使い方」って?

ボーナスの支給時期が近づいてくると、「何に使おうかな」とワクワクするという方も多いのではないでしょうか。ボーナスの使い道として多くの人が挙げた項目や、おすすめできない使い道についてご紹介します。

ほかの人はいくらもらっている? ボーナスの平均支給額

厚生労働省の調査によれば、2019年の夏季ボーナスの平均支給額は1人あたり「38万1520円」でした。ボーナスはもらって当たり前のように感じるかもしれませんが、アルバイトや派遣社員など非正規雇用の従業員は基本的にありませんし、正社員でも支給がない会社もあります。
 
また、業種や会社の規模によっても差があり、従業員数が多い大規模な会社ほどボーナス支給金額が多い傾向がある、という一面もあります。

ボーナス、何に使う?

支給されたボーナスを何に使うのか、Pontaリサーチが行ったアンケートの結果は以下のとおりです。
 


(Pontaリサーチ調べ 「第35回 Ponta消費意識調査 2019年6月」)
 
例年、使い道として最も多かったのは「貯金・預金」で、実に4割近くの人が選択していました。ほかにも財形貯蓄に回すといった回答もあり、「大きな金額が手元に入ってきたからぜいたくにパーッと使う」のではなく、家計の状況を見据えて堅実な使い方をしている傾向がうかがえます。
 
もちろん、旅行や外食といった「ごほうび」的な出費も多く見られます。ただ、今年は新型コロナウイルスの影響が大きく、ボーナスの金額だけでなくこうした項目への支出割合も、これまでと違ったものになりそうです。

ボーナスの「おすすめできない使い方」とは?

せっかく半年働いてきた分が報われるボーナスですから、自分へのごほうびに使うも良し、家族サービスに使うも良し、いつかのために貯めておくも良し、将来に向けて投資するも良し、ストレスなく好きなものに好きなように使うのも良いでしょう。
 
ただ、使い方として気を付けたいのが、借金の返済を「ボーナス払い」に設定することです。これは、よほどの事情がない限りやめておいたほうが賢明です。ボーナスは自分の実績だけでなく、会社の業績や景気など自分がコントロールできない理由で大きく変わることがあります。
 
そんな不確かなものをあてにして家計をやりくりしていると、もし思わぬ事態が発生してボーナスがカットされる、もしくは支給されないとなったときにすぐに行き詰まってしまいます。
 
今回のコロナショックのようなものでも、例年どおりのボーナスが見込めなくなった会社が多くあるでしょう。ボーナス同様、残業代や休日出勤手当などがある前提で家計を考えることもおすすめできません。
 
住宅ローンやクレジットカードのキャッシングなど、お金を借りている状況で、もしも行き詰まって返せなくなったら大変なことになります。基本給の範囲内に収まるよう、早めに家計改善を試みたり生活水準を考え直したりしておきたいところです。

自分に合ったボーナスの使い方を考えよう

梅雨でじめじめとした時期も始まりますが、ボーナスを手にできた方は、それがある幸せをかみしめつつ、ワクワクするような使い道を「ああでもない、こうでもない」と計画して、充実したおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
 
(出典)
厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和元年9月分結果速報等 を公表します」
厚生労働省 e-Stat「毎月勤労統計調査 全国調査 夏季賞与」
株式会社ロイヤリティマーケティング Pontaリサーチ「第35回 Ponta消費意識調査 2019年6月」
 
執筆者:馬場愛梨
ばばえりFP事務所 代表

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