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ふるさと納税、返礼品の最新人気ランキング! 新型コロナウイルスの影響は事業者にも

ファイナンシャルフィールド / 2020年6月14日 3時0分

ふるさと納税、返礼品の最新人気ランキング! 新型コロナウイルスの影響は事業者にも

普段は通販を使わなくても、このご時世で通販デビューをしたという人もいらっしゃると思います。家に品物が届くといった点で、ふるさと納税を活用することも多いのではないでしょうか。   ふるさと納税比較サイト「ふるさと納税ガイド」が発表した「2020年5月1日最新のふるさと納税の返礼品 人気ランキング」(※1)から、現在の返礼品のトレンドを追ってみましょう。

やっぱり食品が人気! 総合ランキングトップ6

【人気の返礼品1位:令和元年産 山形県産 はえぬき 精米 計10kg】
寄附金額:1万円
こちらは、22年連続で最高ランク【特A】を受賞したブランド米とのこと。家で食事をすることが多くなっている今、主食であるお米は欠かせません。そのような背景からも人気といえそうです。
 
【人気の返礼品2位:オホーツク産ホタテ玉冷大 1kg】
寄附金額:1万円
オホーツクの海で4年間育った養殖ホタテ。強いうま味としっかりとした食感が人気なのだそう。刺し身でいただくのはもちろん、焼いたり揚げたりサラダとあえたりなど、さまざまな食べ方で楽しめるのもうれしいですね。
 
【人気の返礼品3位:エンペラーサーモン 1kg】
寄附金額:1万円
養殖ながらも、できる限り天然に近い状態で育てられたエンペラーサーモン。おすすめの食べ方はずばり生だそうで、火を通す場合もレアな焼き具合がいいのだとか。お子さまでも食べやすい鮭チャーハンなどもいいですね。
 
【人気の返礼品4位:北海道白糠町カタログポイント】
寄附金額:1万円
イクラ、明太子、数の子、チーズ、鹿肉、焼酎など、北海道白糠町のおいしい返礼品を、お好みで選ぶことができます。特に「北海道海鮮紀行いくら」は、一般には流通していないプレミアムなイクラだそう。
 
家族と過ごす時間が長い今だからこそ、みんなでワイワイ選ぶ楽しみもありますね。
 
【人気の返礼品5位: たっぷり新米20kg! 清流寒河江川育ち 山形産はえぬき】
寄附金額:1万8000円
食感のよさが特徴のはえぬきの新米が、秋に届きます。少し先になるものの、20kgの新米が届くことが確約されるのはうれしいですね。重いお米は、宅配で家に持ってきてもらうのが一番といえるでしょう。
 
【人気の返礼品6位: 大サイズ 国産うなぎ蒲焼 2本セット】
寄附金額:1万円
日本で消費されているうなぎの多くはリーズナブルな輸入品。たまには国産のうなぎを味わいたいという人におすすめの返礼品です。肉厚でジューシーな食感が人気なのだとか。これから暑い季節がやってくるので、国産うなぎで精をつけるのもいいですね。

新型コロナウイルスの影響は、ふるさと納税事業者にも

ふるさと納税は、ネットで手軽にできるというメリットがあります。外出自粛が促される今、返礼品を扱う事業者にはなにか影響が出ているのでしょうか。
 
今度は、株式会社さとふるが発表した「新型コロナウイルスによる事業者への影響に関するアンケート調査結果」(※2)を見てみましょう。この調査は、さとふるで返礼品を提供する事業者を対象に行われたものです。
 
【新型コロナウイルスの感染拡大で事業に影響は出ていますか】
1位:大きな影響が出ている 37.0%
2位:どちらかといえば影響が出ている 35.7%
3位:現時点で影響は出ていないが、今後影響が出る可能性がある 12.3%
4位:どちらかといえば影響は出ていない 10.7%
5位:影響は出ていない 4.3%
 
回答を合計すると、7割以上の事業者が、新型コロナウイルス感染拡大により事業に影響が出ていることがわかります。
 
では、どのような影響が出ているのでしょうか。
 
【具合的にどのような影響が出ていますか(複数回答可)】
1位:売上の減少 63.0%
2位:来客数の減少 35.5%
3位:予定していた販売・宿泊などのキャンセル 31.2%
4位:過剰在庫の発生 12.7%
5位:取引価格の低下 6.2%

上位5つの回答は、上記の結果に。
 
事業に影響が出ていると回答した事業者のうち、6割以上が売上の減少に悩まされているようです。新型コロナウイルスの影響で先行きが見えず、仕事もどうなるかわからないという状況で、生活必需品以外の出費を抑える消費者が多いのかもしれません。
 
事業者によっては宿泊を返礼品としているところもあり、このご時世ではかなりの打撃であることは想像に易いですね。

【影響を緩和させるための対策をとっていますか】
・対策をとっている 44.6%
・とっていない 52.3%
 
事業に影響が出ていると回答した事業者のうち、およそ4割の事業者はなにかしらの対策をとっているようです。
 
具体的には、「インターネット通販や直販での販路拡大」、「通信販売(ネット通販・ふるさと納税)のラインアップの強化」「ネット受注増加に繋がるようネットストアへの集客強化」など、ふるさと納税以外の販路に力を入れたりする事業者のほか、「営業時間の短縮」「新商品の開発」「直接訪問やDMなど、既存顧客への情報発信」など、経費を削減したり新しい目玉商品を開発したり、販促に力を入れたりする事業者もいるようです。
 
消費者と事業者の双方にメリットのある返礼品で、「コロナ禍」といわれる今を乗り切りたいものですね。
 
[出典]
※1 ふるさと納税ガイド「2020年5月1日最新のふるさと納税の返礼品 人気ランキング」
※2 株式会社さとふる「新型コロナウイルスによる事業者への影響に関するアンケート調査結果」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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