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投資初心者必見! 最低限押さえておきたい基本5ヶ条

ファイナンシャルフィールド / 2020年7月25日 0時10分

投資初心者必見! 最低限押さえておきたい基本5ヶ条

老後2000万円問題やコロナショックによる株価急落などを背景に、投資を始める人が増えています。「これから投資デビューしたい!」という方が、最初に押さえておくべきポイントについて解説します。

投資を始める前に知っておきたい基本的な考え方

投資をスタートする、となると「株? 投資信託? どの銘柄に投資すれば良い? いくら儲かる?」という話ばかりに目が行きがちです。しかし、そういった個別具体的な話の前に、投資に対する基本的な考え方をきちんと把握しておくというのは大切なことです。
 
ここでお伝えする内容は、すでに投資について勉強されている方からすれば「当たり前だ」と思うことばかりでしょう。初心者の方は、想定外の大損で人生設計が狂ったり、投資詐欺に巻き込まれてしまったりしないためにも、次に挙げる5つは最低限知っておきましょう。

基本1.投資は余裕資金で

投資を始めるなら、ある程度貯金がある状態で、この先10年程度は使う予定のない「余裕資金」で行うのが良いのではないでしょうか。
 
「このお金を増やせなかったら生活が成り立たなくなる」といった追い詰められた状況では、精神的な余裕までなくなってしまい、正常な投資判断ができなくなってしまいます。

基本2.投資に元本保証はない

リスクとリターンは表裏一体です。高いリターンの裏には高いリスクがあります。リスクを抑えれば望めるリターンも少なくなります。
 
「数年で倍の価値になりますよ! 元本割れすることはありませんから安全です!」というのは確実に投資詐欺ですね。ノーリスク・ハイリターンのうまい話はないということを肝に銘じておきましょう。
 
自分がどのくらいのリスクを許容できるのか、どのくらいのリターンを目指したいのか、よく考える必要があります。

基本3.同じカゴに盛らない

投資の格言で「卵を1つのカゴに盛るな」というのがあります。大事なもの(卵)を同じところ(カゴ)に置いておいたら、もし何かのはずみでカゴが落ちてしまったときに卵が全滅してしまいます。
 
お金も同じです。1カ所に集中させるのではなく、資産(株式、債券、不動産など)、地域(先進国・新興国、国内・国外など)、通貨(円建て、ドル建て等)、時間(投資のタイミング)などの条件を分散させておくことがリスクを下げることにつながります。

基本4.長期的な視点を持つ

1分1秒の値動きで多額のお金を動かす「トレーダー」もいますが、それは特殊な世界です。「専業でずっと画面に張り付いて見ていられる状態」を作れない普通の人は、数年、数十年といった長い目で見て取り組みましょう。時間を味方につけた投資ができます。

基本5.情報収集を楽しむ

なんとなく直感で気になったところに投資する、では単なる運任せで再現性もありません。投資の世界は奥が深く、先人の知恵、最新のニュース、流行のお店等、いろいろなところにたくさんの情報が転がっています。
 
せっかく投資をするならそういった情報収集や分析を楽しみながら取り組みたいですね。

基本を押さえて、いざ投資スタート!

投資は預貯金とは違いますが、過度に恐れる必要はありません。いきなり大金を投入しなくても、少額ずつコツコツと取り組むこともできます。
 
将来のためにも、お金も心も余裕を持った状態で、無理せず少しずつ知識をつけながら始めてみましょう。
 
執筆者:馬場愛梨
ばばえりFP事務所 代表

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