働く女性の考え方に変化!3密回避&感染症に左右されない仕事が人気?

ファイナンシャルフィールド / 2020年8月7日 10時0分

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時差出勤やテレワークなど、働き方改革に伴いさまざまなワークスタイルが広まりつつあった日本。このコロナ禍において、よりいっそう速いスピードで世間に浸透してきた感もありますね。   現代の働く女性は、withコロナ時代の働き方をどう考えているのでしょうか。   今回は、ソフトブレーン・フィールド株式会社が発表した「コロナとの共存を見据えた働き方の意識調査」の結果(※1)をひもといてみます。

働く女性がwithコロナ時代に不安に思うこと

この調査は、全国の20代から60代の働く女性を対象に行われたもの。
 
「今後のコロナと共存していく社会において、不安はありますか?」という質問に対しては、「不安がある」と回答した人が84.7%でした。未曾有の危機ですから、当然といえるのかもしれません。
 
では、具体的にどのようなことに不安を感じているのでしょうか。
 
【コロナとの共存社会において不安に感じていることを、次の中からすべてお選びください(複数回答)】
1位:景気悪化              65.9%
2位:雇用・就労             64.2%
3位:感染リスク             55.5%
4位:医療・介護             48.9%
5位:教育                39.4%
6位:音楽や演劇などエンターテインメント 28.1%
7位:外食サービス            27.1%
 
僅差ではありますが、1位は「景気悪化」、2位は「雇用・就労」となりました。自身や家族の健康にも関わることですから、「感染リスク」が1位になると思いきや、それよりも世の中の景気や雇用について不安を覚える方が多いというのは意外な結果かもしれません。

8割近くの女性が新型コロナウイルス感染症拡大の影響で働く時間が減少

「コロナ感染拡大前後で(直近数か月間)あなたの働き方は、変化しましたか?」という質問に対しては、変化したと答えた人が70.4%でした。では、具体的にどのような変化があったのでしょうか。
 
【コロナ感染拡大前後で(直近数か月間)働き方はどのように変化しましたか?(複数回答)】
1位:働く日数や時間が減った       76.2%
2位:以前よりも職場の人と合わなくなった 20.9%
3位:以前よりも疲れを感じるようになった 19.5%
4位:テレワーク中心になった        7.4%
5位:職場は同じだが仕事内容が変わった   7.0%
5位:ここ数ヶ月でテレワークが始まった   7.0%
 
なんと8割近くの女性が働く日数・時間が減ったと回答しています。就業形態にもよりますが、かなり経済的に打撃を受けている人も少なくないことが予想できます。
 
10人に2人は、以前よりも疲れを感じている様子。テレワークで通勤がなくなった反面、自宅で子どもの面倒を見つつ働かなければならない人も増えていることが原因でしょうか。
 
仕事と家庭の境界線が曖昧になると、それだけで疲れたりストレスを感じたりすることもあるもの。これは単に「慣れ」の問題ではなく、家族全員で協力し合うことがよりいっそう大切になるといえるのではないでしょうか。

働き方に対する考え方の変化とは? やはり安定した収入も必須!

コロナ禍において、働く女性の働き方に対する考え方も変わってきているようです。
 
【コロナ感染拡大前後で(直近数か月間)働き方に対する考え方はどのように変化しましたか?(複数回答)】
1位:安全な環境であるか(3密回避)        46.5%
2位:仕事への取り組み方             38.4%
3位:コロナの影響を受けにくい業種や職種への移行 36.2%
4位:仕事に対しての価値観            35.7%
5位:社会保障などが整っているか         26.5%
6位:在宅勤務が選べる仕事への移行        22.8%
 
新型コロナウイルスとの戦いは長期戦になるということを踏まえてか、安全な環境で3密を回避して働けるかどうかに重きを置く人が半数近くいるという結果になりました。4割近くの人は、コロナの影響を受けにくい業種・職種への移行も検討しているようです。
 
やはり安全なことはもちろん、収入の安定も重視されていることがわかります。
 
ちなみに、パーソルキャリア株式会社が発表した「女性の平均年収ランキング2019」(※2)によると、女性の平均年収と職種は以下のとおり。
 
【職種別:女性の平均年収】
1位:投資銀行業務       693万円
2位:リスクコンサルタント   591万円
3位:戦略・経営コンサルタント 576万円
4位:MR            566万円
5位:知的財産・特許      558万円
 
唯一の600万円台は、金融系専門職である投資銀行業務でした。コンサルや営業なども上位にランクインしています。
 
また、年代別の平均年収は以下のとおり。
 
【年代別:女性の平均年収】
・20代  :319万円
・30代  :375万円
・40代  :401万円
・50代以上:428万円
 
やはり、年代が上がるにつれ年収も上がっています。長く働きキャリアを積むことが年収に反映されているようです。
 
コロナの影響を受けにくい職種への移行を考えたとき、やはりもっとも気になるのは、今まで積み上げてきたキャリアの評価がどうなるのかというところではないでしょうか。それを踏まえたうえでイチから新しい環境でスタートするのか、とどまるのか。
 
健康と安全、収入の優先順位のつけ方は、働く女性にとって非常に悩ましいといえます。これからどのような働き方を選ぶのか、家族でしっかり話し合うことも必要かもしれません。
 
[出典]
※1 ソフトブレーン・フィールド株式会社「コロナとの共存を見据えた働き方の意識調査」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
※2 パーソルキャリア株式会社「女性の平均年収ランキング2019」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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