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個人年金保険は入るべき?特徴やデメリットを知ろう

ファイナンシャルフィールド / 2020年8月19日 8時30分

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公的年金(国民年金や厚生年金)と個人年金保険の違いや特徴について詳しく解説します。なぜ個人年金保険がおすすめされているのか、その理由を紹介しながら加入に関する注意点なども紹介します。
 
老後資金について考え始めた方や老後の生活費に不安がある方はぜひ参考にしてください。

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個人年金保険とは?

個人年金保険とは私的年金とも言われ、公的年金とは別に積立を行う保険です。国民年金や厚生年金とは異なります。この記事では、個人年金保険について詳しく見ていきましょう。
 

国民年金や厚生年金は「公的年金」

公的年金は国民年金と厚生年金の2つ。国民年金は20歳以上60歳未満の方全員が加入する義務がある基礎年金です。厚生年金は公務員や会社員が加入する年金制度。給与やボーナスから年金保険料を算出して、保険料の半分を雇用主が支払い、残りの半分を各自で納める仕組みになっています。
 
厚生年金は国民年金の支給額に上乗せされるものなので、国民年金は1階建て、厚生年金は2階建て部分と表現されています。
 

個人年金保険は「自分で備える老後資金」

個人年金保険は3階建て部分の年金積立にあたります。個人年金保険は「個人で老後資金を積み立てる」もので、毎月決められた金額を生命保険同様に保険料として納めていきます。納めた個人年金保険料は加入した保険会社で運用されており、年金と同様に定められた年齢に達した時から支給がはじまります。
 
「老後の生活費を蓄えるために加入する保険」としてイメージするとよいでしょう。
 

個人年金保険の加入は自由

個人年金保険は公的年金とは異なり、加入は個人の自由となっています。生命保険と同じく「将来のために保険をかける(かけない)」という意味合いを持っていることから、加入意志は個人に託されます。年々平均寿命が延び、長生きが当たり前になっていることから、最近は公的年金とは別に個人年金保険に加入する人が増えていると言われています。
 

個人年金保険の加入をおすすめする理由

個人年金保険がおすすめされている理由について詳しく紹介しましょう。
 

公的年金だけでは生活費が賄えないことがある

公的年金のみでは定年後の老後の生活資金が足りなくなると言われています。少し前には金融庁が発表した「老後資金2000万円問題」も話題にもなりました。生活スタイルや支出状況によって各家庭の支出状況は異なりますが、多くの方が老後の生活費を心配しています。
 
自分で老後の生活費を賄うためにも、個人年金保険を活用する方が増えているのでしょう。
 

生命保険料控除の対象だから所得控除が受けられる

個人年金保険は、生命保険と同じく保険料控除を受けられます。個人年金保険料控除には「年金の受け取り開始が60歳以上である」ことや、「支払期間が10年以上」など一定の条件を満たせば、年末調整や確定申告の控除対象になります。ただし、保険商品によっては所得控除の対象外のものもあるので、加入前にきちんと確認しておきましょう。
 

効率的に老後資金を貯められる

個人年金保険は、毎月(または毎年)保険料を納めるので「半強制的に老後資金を貯められる」良さもあります。預貯金のように気軽に引き出しができないお金なので、着実に老後資金を貯められる方法と言えるでしょう。ただし、保険料の支払いを怠るなどすれば、個人年金保険が無効になってしまう可能性も。無理のない掛け金で加入するようにしましょう。
 

個人年金保険のデメリットや注意点

個人年金保険は途中で解約してしまうと元本割れすることがあり、投資のような大きなリターンがないのがデメリットです。また、長期に亘る積立保険商品のため、インフレなどの影響でお金の価値が下がることも考えられます。
 
各商品でリスクは異なるので、メリットだけではなくデメリットも考慮したうえで検討するようにしましょう。
 

個人年金保険はどこで加入できるの?

個人年金保険商品を取り扱っているのは、損害保険会社などです。個人年金保険はどれも同じような商品に感じますが、一定の期間だけ年金が支給される「有期型」や生きている間ずっと年金が支給される「終⾝型」など、それぞれに特徴があります。
 
個人年金保険の加入を検討されている方は、各商品の保険料や補償期間・返戻率などを確認してから契約するようにしましょう。
 

老後資金を備えるために個人年金保険の加入を検討してみよう!

個人年金保険は老後資金を効率的に貯められる商品です。家計に余裕のある方や将来の生活費に不安を感じている方は、この機会に個人年金保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。商品のリスクやデメリットも考慮したうえで、自分に合った個人年金保険に加入してくださいね。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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