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車両保険を付けると保険料は一気にアップ! なんとか安くする方法はないか?

ファイナンシャルフィールド / 2019年2月19日 7時51分

カバーする範囲を狭めれば保険料はぐーんと安くなる まず、ひとつは車両保険のカバーする範囲を狭くするという方法です。   <一般タイプ> 車両保険の中で最もカバー範囲が広いのは、いわゆる「一般」タイプで、これは戦 […]

カバーする範囲を狭めれば保険料はぐーんと安くなる

まず、ひとつは車両保険のカバーする範囲を狭くするという方法です。
 

<一般タイプ>

車両保険の中で最もカバー範囲が広いのは、いわゆる「一般」タイプで、これは戦争や地震、噴火といった特殊なケースを除けば、ほとんどの車両損害を補償してくれます。
 
自分の運転ミスでガードレールと接触してしまったような自損事故はもちろん、盗難や当て逃げ、さらには台風などの自然災害や火災・爆発による被害にも対応してくれるのです。
 
ただし、補償範囲が広いだけに保険料は高くなってしまいます。
 

<エコノミータイプ>

一方、カバー範囲の狭い「エコノミー(車対車+A)」タイプの場合、保険料は「一般」の車両保険が付いた自動車保険に比べると7割程度に抑えることができます。
 
他の条件にもよりますが、1年間に保険料を10万円支払っていた人なら、3万円程度は節約できることがあるのです。
 
「エコノミー」タイプの場合、自損事故や当て逃げについては対象外となりますが、それ以外の多くのケースでは「一般」タイプと同じカバー範囲を持っているので、多くの人におすすめの車両保険と言えるでしょう。
 

<カバー範囲が限定のタイプ>

ただし、保険会社によっては「エコノミー」タイプとして、カバー範囲が車対車の事故のみに限定された車両保険を用意しているところもあります。
 
この場合、保険料はさらに安くなりますが、自損事故や盗難などに対する補償がありません。
 
運転に自信のない人、また、盗難被害に遭いやすい人気車種に乗っている人は、自分の加入する「エコノミー」の車両保険が、どこまでカバーしてくれるのかしっかり確認しておく必要があります。
 

車両保険のタイプと補償内容の違い
注・当て逃げの場合、相手車両が特定されたれば「エコノミー」でも保険料は支払われます。

 

免責金額をアップすれば保険料はリーズナブルになる

車両の保険料を安く抑えるもうひとつの方法は「免責」の金額をアップするものです。
 
ちなみに免責金額とは、契約者自身が負担しなければならない金額のことで、たとえば車の修理代金が20万円で免責が10万円だった場合、10万円が保険会社から支払われ、残りの10万円は自己負担となります。
 
保険会社によって多少異なりますが、多くの場合、車両保険の免責には「免責0-10万円(1回目の事故では免責ゼロ/2回目以降は10万円)」「免責5-10万円(1回目の事故では免責5万円/2回目以降は10万円)」「免責10万円」「免責15万円」という4タイプがあります。
 
そして、最も安心度の高い「免責0-10万円」の車両保険に比べると「免責15万円」のものでは、1年間に支払う保険料が7割程度に抑えることが可能です。
 
これまで、ほとんど事故を起こしたことがなく、車両の保管場所などもしっかりしているけれど、万一に備えて車両保険も付けておきたい……。
 
そんな人は「エコノミー」タイプの車両保険を選び、免責金額も高めに設定しておくのがいいでしょう。
 
Text:駒門 吾郎(こまかど ごろう)
フリーランス・ライター
 
監修:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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