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生命保険は基本4種類!それぞれの特徴を知っておこう

ファイナンシャルフィールド / 2020年8月19日 9時10分

生命保険は基本4種類!それぞれの特徴を知っておこう

生命保険には、種類がたくさんあり、理解するのが大変そうに思えます。しかし、大別するとたったの4種類。生活していく中で不安に思う「もしも」の事態に備えるためにも、保険の構成要素を把握しておくことは重要です。
 
こちらの記事では、生命保険の基本的な要素について解説します。

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生命保険は「もしも」が起こる前に!

あなたは「もしも」の事態に陥ったときのために何をしていますか?
もしも家族が事故にあったら、もしも入院が必要な事態になったら、もしも老後にお金が足りなくなったら…
そんなときに役立つのが、さまざまな「もしも」に対してお金を受け取ることができる生命保険です。
 
【どこからお金が出ているの?大原則は助け合い】
生命保険に加入していると、条件を満たしたときに、まとまったお金が支払われます。このお金は、支払われ方により呼び名が変わり、保険金、給付金、配当金などがあります。
 
保険を契約している人全員が収めた保険料がそれらのお金の財源です。生命保険を取り扱う保険会社は、大勢の人から少しずつお金を受け取って、必要なときに必要な人へお金を支払うシステムを動かしています。
 

基本は4種類の保険型から

生命保険と聞くと、たくさんの商品があふれていて「どのようなものがあるのか」、そして「何を選べばいいのかわからない」という人も少なくないでしょう。
 
細かい部分に目を向ければキリがありませんが、基本的な構成に焦点を当てると4種類に大別できます。
 
【1.死亡保険】
保険に加入している被保険者が死亡してしまったときに、指定した受取人に保険金が受け渡されます。この受取人は誰でも良い訳ではなく、法律上の配偶者、もしくは子供や兄弟など、2親等以内の血縁者を指定するのが基本です。
 
何らかの理由により、これらの人物を指定できない場合に保険会社に相談すると、3親等以内の血縁者を指定して受取人にできる可能性があります。こちらは保険会社により対応が分かれるため、検討している保険を取り扱っている会社に確認しましょう。
 
【2.生存保険】
生存保険では、被保険者が契約から満期まで生存している場合にお金が支払われます。ただし、この定義は分類上のもので、実際には死亡保険と組み合わせるなどして、死亡時にも何らかのお金が支払われるプランがほとんどです。
 
【3.生死混合保険】
生死混合保険は、その名の通り生存保険と死亡保険を組み合わせた保険です。
あらかじめ定められた期間、被保険者が生存していれば、生存保険として満期保険金が支払われ、何らかの理由で死亡した場合には、死亡保険金が支払われます。
 
【4.その他の保険】
生命保険のメインとなる、単体契約可能な保険を「主契約」、主契約では補えない保障の追加や保険料の支払い方法などを主契約に盛り込むための契約を「特約」といいます。
 
もともとは、上述した3つの保険が主契約として扱われていましたが、特約の中でも特にニーズが多いものが主契約として選択できるようになってきました。
 
例えば、病気やケガをしたときのための「医療保険」、がんにかかったときのための「がん保険」、何らかの理由により収入が減ったときのための「就業不能保険」などがあります。
 

あなたは何に備えたい?不安を補う保険を選ぼう

生活をしていれば、誰しもが大なり小なり「もしも」と心配していたことを現実のものとして経験します。いざというときにうまく対応できれば良いですが、急に大金が必要になった場合に問題なく用意できるでしょうか?
 
自分や大切な家族が安心して過ごしていくために、不安を解消できる保険を選びましょう。
 
【ケガや病気をしてしまったときのために】
ケガや病気の恐ろしいところは、健康だと思っていたのにある日突然入院や治療が必要になるかもしれないところです。病院にかかるにはお金が必要ですし、働けなくなればその間の収入も減ります。
 
医療保険に入っておけば、入院や治療の費用を軽減してくれますし、支払金額が多いものであれば、生活費の補助として活用できます。
 
【万が一のときのため】
自分に万が一のことがあったとき、家族に不自由してほしくない。そんな思いに応えてくれるのが死亡保険です。死亡時だけではなく、高度障害状態にも備えられます。
 
死亡保険には2種類の型があります。
加入時に保障を受ける期間をあらかじめ決めておく「定期型」は、掛け捨てタイプで貯蓄性がないものの、保険料が少なく済むので、保険にあまりお金をかけられない人におすすめです。
 
一生涯保障が続く「終身型」は、保険料が高めに設定されているものの、「解約返戻金」としてお金を受け取れるメリットがあります。
 
【年を取ったときのために】
老後の生活費を充実させたいのなら、個人年金保険への加入を検討しましょう。「解約返戻金」がある契約であれば、解約することで急な出費に対応することもできます。年金を受け取る方法には3種類あります。
 
「終身年金」は、被保険者が生存している間ずっと年金を受け取れます。
「有期年金」は、被保険者が生存していることを条件に、契約時に決めた一定の期間年金を受け取れます。
「確定年金」は、契約時に決めた一定の期間年金を受け取れます。期間中に死亡した場合は遺族が受取人になります。
 
【子供が大きくなってきたときのために】
子供が成長したときのためにまとまったお金を準備したいなら、学資保険を活用しましょう。高校進学、大学進学などに合わせて受取時期や満期を持ってくることで、必要なときにお金を受け取ることができます。
 

特約をうまく活用してライフスタイルに合った保険へ

生命保険は、死亡保険、生存保険、生死混合保険、その他の保険の4種類の組み合わせで構成されています。ベースとなる主契約だけで自分に合った契約内容にするのは難しいので、足りない部分は特約を活用しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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