転職面接の自己紹介はどうすればいいか?自己紹介に必要な5つの点を紹介
ファイナンシャルフィールド / 2020年8月24日 2時33分
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転職活動で重要なのは転職面接です。その転職面接で、あなたの第一印象を決めてしまうのが自己紹介です。自己紹介でつまずいてしまうと、なかなかその後印象を変えることは難しくなります。
そこでこの記事では、転職面接の自己紹介での成功に必要な5つの点を取り上げます。
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転職面接での自己紹介の役割
転職面接の自己紹介の役割は、自分の人となりを採用担当者に伝えることです。自分がどんな人なのか最初に伝える場面であり、あなたの第一印象がここで決まります。
そのため、自己紹介は面接担当者に良い印象を与えることが目的となります。
面接担当者に「この人は面白いものを持っている」「この人の経歴をもっと聞いてみたい」と思わせることができれば、その後の面接の会話も弾むでしょう。
一方、「この人は常識がないな」「ビジネスにおけるコミュニケーションができない人だな」と面接担当者に思われてしまうと、その後の面接の雰囲気は悪くなってしまいます。
また、自己紹介と自己アピールと混同してしまう人がいます。自己アピールの時間は自己紹介の後にあるため、自己紹介は簡潔に経歴を説明する程度にしましょう。
自己紹介に必要な5つの点
あいさつ
自己紹介は、まずはあいさつです。慌てず落ち着いた態度で、元気にあいさつします。面接者へのお礼を含めると良いでしょう。「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます」などのパターンがあります。
名前
次に名前を「〇〇〇〇と申します」とはっきり伝えましょう。
経歴
名前の後に経歴を伝えます。長々と経歴を言う必要はありません。後ほど詳しく尋ねられることを念頭に置いて、簡潔に伝えましょう。「株式会社〇〇で4年働いてきました」などのパターンがあります。
現在の職種と内容
続いて現在の職種と内容を簡単に説明します。これも詳しく述べる必要はありません。後ほど詳しく尋ねられますので、今どんなことをしているのか手短に説明します。
例えば、「直近3年間は営業として、新規顧客の開拓に注力するため、自分自身で目標を立てて行動してきました。その結果、昨年度は売上目標の153%を達成し、社内で表彰されました」などと簡単な自己アピールを加えても良いです。
結びの言葉
最後に結びの言葉を述べます。結びの言葉は面接や入社へ向けての意欲が含まれていると良いでしょう。
例えば、「自分の経験をぜひ御社で生かしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」といった内容です。
すべてをまとめると以下のようになります。
「本日は貴重なお時間ありがとうございます。〇〇〇〇と申します。株式会社〇〇で4年働いてきました。直近3年間は営業として、新規顧客の開拓に注力するため、自分自身で目標を立てて行動してきました。その結果、昨年度は売上目標の153%を達成し、社内で表彰されました。自分のこれまでの経験をぜひ御社で生かしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」
自己紹介で気をつけるべき5つのポイント
正しい姿勢
自己紹介の気をつけるべき点の1つは、正しい姿勢を取ることです。猫背だとだらしない印象や暗い印象になります。椅子に座り、背筋を伸ばしてください。胸を少し張り、あごは軽く引きましょう。
猫背が癖になっている人は、猫背を矯正できるように鏡を見ながら正しい座り方の練習をしてください。
明るい表情
明るい表情も自己紹介の際に重要です。ずっと笑顔でいる必要はありませんが、少し口の周りの筋肉に力を入れて、口角が上がるようにしましょう。口角が下がってしまうのが癖になっている人は、これも鏡を見て練習しましょう。
自然な言葉遣い
自然な言葉遣いも自己紹介の時に大切です。自己紹介例を示しましたが、丸暗記してそのまま話してしまうと、あなたの言葉に重みが感じられません。面接担当者にも「暗記してきたな」と思われてしまいます。
そうならないために自己紹介の構成だけを覚えて、言い回しにはこだわらない方が良いでしょう。言い回しにまでこだわってしまうと、丸暗記した感じが出てしまいがちです。
話すスピードはゆっくり
自己紹介の時は、話すスピードをゆっくりにすることを意識してください。緊張すると早口になってしまいがちです。しかし、早口だと落ち着きがない印象を与えてしまいます。話すスピードがゆっくりだと、落ち着いている印象を与えることができます。
大きな声で話す
自己紹介を行う際は、大きな声で話すことも重要です。大きな声で話さないと、自信なさげに見られたり、暗く見えたりします。大きな声で話せば、自信や明るさをアピールできるほか、力強さややる気もアピールできるでしょう。
まとめ
この記事では、転職面接の際の自己紹介の仕方についてお伝えしました。自己紹介の要素は「あいさつ」「名前」「経歴」「現在の職務と内容」「結びの言葉」の5つです。これらの要素を元に自己紹介を構成してみましょう。
また、自己紹介で気をつけるべき5つの点も紹介しました。姿勢の正しさや明るい表情、自然な言葉遣い、話すスピードと声の大きさは良い印象を与えるために必要な点です。また、自己紹介の丸暗記は避けて、自分自身の言葉で行いましょう。
監修:米山伸郎
中小企業診断士。国家資格キャリアコンサルタント。通訳案内士(英語)。
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