資産運用をする場合、日経新聞を読むといいといわれますが、どのように読めばいいのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2020年9月6日 10時0分

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資産運用についてのご相談に際し、たまに「資産運用に関する情報は、どのようにキャッチすればいいのでしょうか」といったご質問をいただくことがあります。おおむね資産運用初心者の方からのご質問ですが、これといった答えはありません。
 
情報や知識を身に付ける方法は、テレビのニュースや新聞、マネー雑誌、ネットの記事からなど多様化しているため、自分に合った情報ツールを選べばいいと思います。ポイントとしては、自分自身の資産運用のレベルに応じて情報を入手するのがいいのではないでしょうか。

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日経新聞を読むポイント

情報は毎日更新されていくため、頭の中に入れた最新情報もすぐにどこかへ消えていってしまいます。資産運用をこれから始めよう、もしくは始めて間もないといった初心者の場合、新しく知った言葉を頭の中に定着させるために、新聞などの紙媒体を活用して経済用語などの定着を図るようにしましょう。
 
例えば日本経済新聞(以下、日経新聞)の場合、資産運用に即した読み方としては次のような順番で紙面を進めていくといいかもしれません。
 
(1)国際面
(2)経済面
(3)マーケット総合面
(4)第1面
(5)政治面
(6)その他
 
資産運用をするわけですから、普通はマーケットに関する情報が掲載されているマーケット総合面から読み始めるように思うかもしれませんが、資産運用において最も重要な情報はマクロ経済、つまり世界情勢や世界経済について書かれている国際面からの情報なので、まず初めに今、世界がどうなっているかについて頭の中に入れておきましょう。
 
その上で、国内経済の出来事を経済面で読み進め、株価や為替、金利などの動きが載っているマーケット総合面に目を移していきます。
 
マーケット総合面の情報は資産運用を実践する上での業界用語が多く使われているため、これに慣れることを目的に目を通していくといいでしょう。この紙面については理解しようとしても慣れるまでに時間がかかるので、流し読み程度でなるべく量を重視して読んでいくようにしましょう。
 
国際面、経済面、マーケット総合面と読み進めた後は、日経新聞の表紙である第1面に移り、さらっと読んでから国内の政治動向が載っている政治面で、政策のポイントや選挙など政治に関する要点を追っていきましょう。それ以外の記事については興味・関心があれば、時間の許す限り読む程度でいいかもしれません。
 
日経新聞を読む目的は、あくまでも「言葉の定着」、つまり経済に関する用語に慣れることです。
 
経済についての用語は、私たちが普段日常で使っている言葉でないものが多いため、意味やニュアンスを知らなかったり、誤解してしまっていると、テレビのニュースから流れてくる情報を聞き間違えたり、マネー誌などの専門誌を読んでも意図するところを漏らしてしまう可能性があります。
 
このようなことから、言葉を知り、意味を知ることを重点に置くようにしていきましょう。

まとめ

新聞を読む際、新聞社の意図がバイアスとして記事に見え隠れしています。
 
経済新聞である日経新聞は、主に経済の内容を扱ってはいますが、イデオロギーや思想・哲学、歴史といった人によって意見が分かれる内容のものにもときとして言及されているため、これらに触れる場合、どちらかというと筆者の意図を探りながら読み進める必要があります。
 
良し悪しは別にして、人の意見を聞くという意味では参考になるとは思いますし、自分としてはどう考えるかを想像しながら頭の中で議論を組み立てていくのも面白いかもしれません。
 
資産運用をする場合、経済用語がある程度身に付いたら、自分なりに経済について考えるようになると思います。この過程で資産運用の経験を積みながら、マーケットや経済だけでなく、世界情勢やイデオロギーなどにも関心を持つようになるのではないでしょうか。
 
初めのうちは言葉から、そして徐々に資産運用に慣れていくにつれて、日経新聞以外の情報ツールも活用することでマネーリテラシーを高めていくようにしましょう。
 
執筆者:重定賢治
ファイナンシャル・プランナー(CFP)

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