家計3大費用は「衣食住」ではなく「通食住」?通信費の考え方

ファイナンシャルフィールド / 2020年10月20日 11時30分

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「衣食住」と昔から言われていたように、家計に占める被服費・食費・住居費は3大費用項目でした。
 
ところが近年は、ほぼすべての人が「マイ携帯」を持っていることからも明らかなように、3大項目は「通食住」へと大きく変化しています。
 
スマホ機種や毎月の通信をどれだけ上手に節約するかが、上手な家計のやりくりになっています。

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かつての節約の王道はライフラインの光熱費と食費

かつて、どうやってうまくやりくりするかという家計相談では、まず食材のまとめ買いで食費を浮かす、とか、マメな電源オフで光熱費を削る、というものが取り上げられていました。しかし、今やこの方法は当てはまらなくなりました。
 
500万円未満の勤労世帯の家計をのぞいてみましょう。確かに食費は6万9293円(25.35%)と家計支出の4分の1を占めていますが、次に多いのは交通・通信費の4万6213円(16.91%)です。住居費は1万8605円(6.81%)、光熱・水道費は2万1304円(7.79%)、被服及び履物は9330円(3.41%)にとどまっています。
 
家計費の中に占める割合の小さいこれらの項目を、大変な思いをして削ってもあまり変わりがないのに、Wi-Fiなど通信にかかる費用は工夫しだいで大きく差がでてくることがわかります。
 

スマホにかかる通信料を下げる方法を探そう

今や、財布を忘れるよりスマホを忘れるほうが、仕事に支障をきたすようになりました。
 
逆にスマホ1台とサクサクつながるWi-Fi環境さえあれば、少しぐらいの待ち時間でも動画を見たり、仕事でメールをやりとりしたり、調べものをしたり、果てはオンライン会議に出席したりと、かなり充実した時間を過ごすことができます。ほとんどの方が思っているのが、月額のスマホ料金を安くしたい、ということですよね。
 
同時に、スマホや通信キャリアを使い慣れたものから変えてしまうことについて、操作がまごついてしまうのではないか、とかトラブルがあった時に対応できない、という不安があるため、一度契約してしまったものをずっとそのままにしてしまうと思います。
 
ですが自分の家計を管理するのは自分しかいませんので、インターネットで概要を調べたり、家電量販店などで話を聞くなどしたりして情報のアンテナは常に立てておくことが大切です。
 
例えば最近、駅の自動販売機でも見るようになった「格安SIM」。音声通話付きのものとデータ通信専用のものがあります。データ通信専用であれば大幅に月額料金をダウンさせることが可能です。
 
外出時、時間が余った時など、カフェでは何を基準に選んでいますか? 入る前には、Wi-Fi環境があるかどうかなども確認するといいですね。最近では、Wi-Fiサービスを提供している自治体も増えてきましたので、公共のWi-Fiが使えるところは、情報の秘匿性も考慮に入れて利用してみるのもいいでしょう。
 
また契約時に、「1カ月たったら、自分で解約の意思を伝えればいいのでとりあえずつけておきましょう」と言われるがまま、使わないオプションサービスをそのままにしていませんか? 
 
機種変更時には大量の紙の資料を手渡され、説明を受けているうちに、「どうでもいい」という気になって聞き流してしまっていることはよくあるケースです。契約時の書面を確認するなり、スマホのマイページで確認して、使わないオプションは外しましょう。これだけの手間で、冷蔵庫の開け閉め数十回分以上の節約は期待できるでしょう。
 
上記にご紹介したことは、日々どれだけの情報取集をしているかで対応できる選択肢が変わります。かつてのように「モノは買ったら終わり」ではなく、そこからあと「いかにうまく使いこなすか」が家計のやりくり上手かどうかに直結します。
 
執筆者:柴沼直美
CFP(R)認定者

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