クレジット・カードの引き落としができないと、どうなってしまう?

ファイナンシャルフィールド / 2020年10月22日 12時0分

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口座に残高がなくて、クレジット・カードの支払いができなくなったことはないでしょうか? ついうっかり忘れてしまうこともあるかと思いますが、クレジット・カードの支払いの延滞が重なるとどうなるのでしょうか?
 
この記事ではその点に関して説明したいと思います。

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クレジット・カードの引き落としができなくなると?

クレジット・カードの引き落としができなくなると、次のようなことが起こります。
 

  • 1次督促 手紙で再引き落とし日や振込先の連絡がくる
  • 2次督促 契約者、勤務先に電話で連絡がくる
  • 3次督促 裁判所から支払督促がくる

 
これに加え、延滞による遅延利息が発生します。
 
クレジット・カードの支払いの遅延金利は、ショッピング利用時は年利14.6%、キャッシング利用時では年利20%と定められていることが多く、延滞が生じれば遅延金利を支払う必要があります。数日間の延滞なら信用情報に傷がつくことはありませんが、2週間以上に及ぶと延滞者の信用情報に影響を及ぼす可能性があります。

信用情報はどのように管理されているか?

われわれの信用情報は次の3つの機関で管理されています。
 
株式会社日本信用情報機構(JICC)
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
 
機関によって、登録される情報は異なりますが、大体次のような情報が登録されます。
 

1. 登録される情報

延滞の事実(3ヶ月以上の延滞の場合)、延滞の解消の有無と解消日、ローン・カードなどの返済の履歴(返済・延滞の有無、残債額、代位弁済の事実など)、債務整理の有無とその状況(任意整理、自己破産、個人再生など)。
 

2. 登録される期間

延滞解消後1年から5年、自己破産や個人再生は5年から10年(機関ごとに異なります)。
 
クレジット・カード会社や銀行は、契約者の情報をこれらの機関に照会して確認します。そのため、1つのカード会社で支払いの延滞を起こすと、他の金融機関にもその情報が伝わり、他のカード会社でもクレジット・カードが作れなくなったり、借り入れができなくなったりします。
 
契約者の信用情報は、金融機関の間で共有されているということです。

ブラックリストに載る条件

信用情報機関に延滞情報が登録される状態を「ブラックリストに載る」といいますが、ブラックリストに載る可能性のあるものについては、次のとおりです。
 

ブラックリストに載る可能性のあるもの
  • (1)クレジット・カードの支払いや消費者金融の約定返済をしない
  • (2)カードやローンを複数社に同時に申し込みをする
  • (3)携帯電話の機器代金の分割払いを滞納する
  • (4)奨学金の返済を滞納する(日本学生支援機構は奨学金の返済が3ヶ月以上滞った場合には、滞納者の個人情報を個人信用情報機関に提供するとしています)
  • (5)自己破産や任意整理などの債務整理を行う

まとめ

クレジット・カードは便利ですが、クレジット・カードを使うということは短期間でも借金をするということです。融資は必ず返済をしてくれるというルールの下に成り立っていますが、そのルールを破ってしまうと、「信用」を失い、ブラックリストに載ることになります。
 
ブラックリストに載るということは、いわば、正常な金融の世界からはじき出されたことを意味します。したがって、カードの利用だけでなく、住宅ローンや教育ローンの借り入れなどの通常の金融活動ができなくなってしまい、ライフプランにも狂いが生じてしまうことになります。
 
出典 独立行政法人日本学生支援機構 奨学金に関するよくあるご質問
 
執筆者:浦上登
サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

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