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小学生のお小遣い、みんなはいくら渡してる?子どもたちは何に使っている?

ファイナンシャルフィールド / 2020年11月7日 1時0分

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「●●ちゃんは月に△△円お小遣いもらってるって!」とお子さんに迫られ、「よそはよそ、うちはうち」と切り返して乗り切る……そんな経験をされた人も少なくないのではないでしょうか。
 
実際、イマドキの小学生はいくらくらいお小遣いをもらっているのでしょうか。気になるお小遣いの使い道や、親の工夫など、株式会社GVが発表した調査結果(※)をチェックしてみましょう。

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イマドキ小学生のお小遣い平均額

この調査は、小学生の子どもを持つ保護者を対象に行われたもの。まずはお小遣いの額から見ていきましょう。
 
【小学生の月のお小遣い額】
<低学年(1-2年生)>
1位:0円    46.9%
2位:~500円  19.9%
3位:~1000円 15.0%
→平均値:499円
 
<中学年(3-4年生)>
1位:~500円  28.9%
2位:0円    27.2%
3位:~1000円 25.4%
→平均値:954円
 
<高学年(5-6年生)>
1位:~1000円 28.5%
2位:0円    27.7%
3位:~3000円 21.2%
→平均値:1142円
 
年齢が上がるにつれ、お小遣い額もジワジワ上がってきているのがわかります。意外にも、高学年になってもお小遣いはナシという家庭も少なくないようです。必要なときに必要な分だけ渡す、という方法なのでしょうか。
 
また、「~5000円」については低学年で3.5%、中学年で2.6%、高学年では5.1%という結果に。かなりリッチな小学生も中にはいるということがわかります。

親の心子知らず!? お小遣いの使い道と、親の願望とは

では次に、小学生はお小遣いを何に使っているのか見てみましょう。
 
【小学生のお小遣いの使い道(複数回答)】
1位:お菓子・ジュース 286
2位:漫画       149
3位:おもちゃ     130
4位:文房具      124
5位:アミューズメント 102
6位:貯金        89
 
もっとも多かったのが、お菓子・ジュースでした。下校ついでに買ったり、友だちと遊んでいるときに買ったりしているのでしょうか。
 
漫画やおもちゃなどの遊びも人気の一方で、少数派ではありますが貯金をしている小学生もいる様子。この時期から貯金の概念を教えておくのはいいことなのかもしれませんね。
 
では、親としてはお小遣いをどのように使ってほしいと考えているのでしょうか。
 
【親として希望する使い道】
1位:書籍(漫画以外) 191
2位:文房具      178
2位:お菓子・ジュース 178
4位:貯金       156
5位:漫画       105
 
実際の使い道と重複しているものもあれば、ないものもあります。もっとも買ってほしいと思っているものは漫画以外の書籍のようですが、これは先ほどのランキングだと7位(83)という結果に。子どもにとってはとっつきやすく気軽な漫画のほうが人気のようです。
 
お小遣いの使い道に対する親としての考えや使い方のルールについては、以下のような具体的な声も。
 
・「決まった金額の中で上手にやりくりできるようになるためのお小遣いなので、実際の使い道については特に何も感じていない。」
 
・「親としてはお小遣いをもらったら計画的に使って欲しいと思いますが、子供は欲しいものがあればすぐに使ってしまい、月末にはなくなってしまうことが多いので、我慢を覚えて欲しい。」
 
・「使った後は必ずお小遣い帳を記入させます。お金は貯金箱に保管させ、管理は自分で行わせています。何に使ったかは必ず報告させ、出来ないと次回のお小遣いは無しと決めています。」
 
お小遣いに関しては試行錯誤している家庭が多そうですね。親が家計簿と向き合っている姿を見せつつ、一緒にお小遣い帳をつけさせるのも、意識を高めるひとつの方法かもしれません。

お小遣いのキャッシュレス化は進んでいる?

日本でもキャッシュレス決済が浸透し始めてきました。子どものお小遣いにも、キャッシュレスのブームは来ているのでしょうか?
 
【小学生へのお小遣いのあげ方】
・現金のみであげている 94.0%
・キャッシュレスであげている(現金併用含む) 6.0%
 
なんと、6%の家庭はキャッシュレスでもお小遣いをあげているということが判明しました。私立などで電車やバス通学をしている子どもにとっては、交通系のICカードにチャージする形でお小遣いをもらっていることも考えられそうです。
 
いまは小学生でもスマホを持っている時代ですし、使いこなすのも上手ですから、スマホ決済という選択肢もアリなのかもしれません。
 
今後、お小遣いのキャッシュレス化は進むのでしょうか?
 
【今後、子どものお小遣いにキャッシュレスを取り入れたい?】
・取り入れたい   28.9%
・取り入れたくない 71.1%
 
現金のみでお小遣いをあげている保護者のうち、3割近くは今後キャッシュレスも取り入れたいと考えているようです。
 
具体的な意見としては、「今後は、現金よりもキャッシュレス決済の利用が多くなると思うので、使い方や便利さを知ってもらうために取り入れたい」
 
「親が月の利用額を決めて、子供がそれ以上を使わないように管理をすれば問題はないと思う。手軽で便利なところと、それ故に使い過ぎてしまうという怖さを学んでみてもいいと思う」
 
「Web上で利用履歴が見られるものだと何を買ったか親も確認できるのでいいと思います」といったものも。
 
一方で使わせたくないという意見としては、「キャッシュレスではお金の重みを感じず、ワンクリックで入出金されるので簡単にお金が手に入ると勘違いされてしまいそうで教育に良くないと感じています。」
 
「お金はただの数字ではありません。汗水流して働いたお金です。現金を握りしめて買い物に行ってほしいです。また、計算の勉強になります。」といったものも。
 
たしかに、何事も試してみないとわからないため、一度キャッシュレスを通じてメリットとデメリットを、身をもって経験させるというのも大切なのかもしれません。そこで失敗を繰り返すようであれば、現金に絞るという方法でもよさそうです。
 
将来お金に悩まないよう、お子さんにはお小遣いを通じてさまざまなことを学んでもらいたいものですね。
 
[出典]※株式会社GV「【まねーぶ調べ】小学生にキャッシュレスはまだ早い? いまどきの子供のお小遣い事情」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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