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浪費してしまう人の2つのタイプって?貯蓄の王道「先取り貯金」成功のコツ

ファイナンシャルフィールド / 2020年11月25日 11時10分

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貯金ができない、浪費がやめられない……そういった方にアドバイス!生活の見直しや習慣づくりなど、FPが解説します。

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浪費してしまう人は2つのタイプ

ついつい浪費してしまう人には共通点があります。代表的な2つのタイプを見てみます。
 

(1)誘われたら断れないタイプ

食事に行こうと誘われると、よほどの理由がない限り断らない、付き合いの良い人です。人付き合いを大事にするので交友範囲が広く、飲食代以外の交際費も多いです。情報収集能力も高いので流行にも敏感。
 
「○○知ってる?」という会話には乗り遅れたくない気持ちもあり、モノ消費・コト消費に関わらず、買ってしまいます。そこには、自分が「どうしてもほしい」という気持ちが伴っていないことも多いので、無意識のうちに浪費が進む恐れがあります。
 

(2)ちょこちょこ買いが多いタイプ

節約の指南書などには「買い物をする時、必要なもの(NEED)と、ほしいもの(WANTS)に分けることから始めましょう」とあります。必要なものは「本当に必要か?」を再確認のうえで購入。ほしいものを購入する際は、さらに「どうしてもほしいものか?」と厳しく自問自答して購入するという教えです。
 
実際には、2つのどちらにも入らない「何となく購入した」グループがあります。スーパーやコンビニで、“目に付いたからカゴに入れた”経験はありませんか。私も、すごくほしかったわけではないけれど、「新発売」や「売れています」のPOPが気になって購入した経験は多々あります。
 
ちょこちょこ買いのターゲットは、大抵が安価なモノなので、気軽にカゴに入れても支払いに困ることもありません。でもこれが常習化すると「ちりも積もれば山となる」を引き起こしてしまいます。(1)と同様に、「無意識のうちに浪費が進む恐れあり」です。
 
■自己診断
ここで対処法を考えるのですが、少し目線を変えてみます。コロナで自粛中の行動パターンから自己診断してみてください。
 
(1)のような、これまでのようなお付き合いができなくなりました。人と接することよりも、自分と向き合う時間が増えたのではないでしょうか。その結果、お金の使い方にも変化があったのではないかと思います。
 
(2)のちょこちょこ買いについても、自粛期間以降「なるべく短時間で買い物を済ませてください」が暗黙のルールになっています。外食ができなくなり自宅での食事が増えると、支出の内容にも大きな変化があったはずです。「浪費家」を自称する人にとっては、これまでの消費習慣を変えるチャンスです。
 
(1)と(2)のように2つの「無意識のうちに買い物をしてしまう」を改め、新しい生活様式に則した、自分軸で買い物をするスタンスに見直してはいかがでしょうか。
 

貯蓄の王道「先取り貯金」成功のコツ

今回のテーマは浪費を見直し、「貯め体質」になることがミッションです。貯蓄の王道と言われているのが「先取り貯金」です。これは、お給料から天引きで積み立てる方法です。社内預金の仕組みがあれば、それを利用するのも一案です。これがなくても、自分で「自動引落し&積立」の仕組みを作れば完成です。
 
貯金できない人の言い分は、次のような感じです。「お給料日前になると毎月お財布はピンチ状態。残っていれば貯金したいけれど、余裕がない」。これでは、なかなかスタートできません。まず、強制的に始めることが大切です。
 
この「先取り貯金」にはコツがあります。(1)少額から始める、(2)引き出しにくい口座を利用する、この2つです。
 

(1)少額から始める

「これまで貯金できなかったけれど、一念発起して頑張るぞ」と高い目標を立てたいところですが、無理は禁物。早々に挫折しては、自信をなくすだけです。少額から始めて「貯め体質」になったら、積立金額を増額して資金形成のスピードを上げるという戦略です。
 

(2)引き出しにくい口座を利用する

お年玉などを預けるために、子ども名義の口座を作り、親が管理している例があります。子どもの将来のために別口座を作っているのですが、「時々子どもの貯金から借りている」という話を耳にします。これと同じで、せっかく積立を始めても、ちょこちょこ引き出してしまっては貯まりません。
 
引き出しやすい口座では、成功確率は下がってしまうのです。引き出してしまうかも~、と自信のない方は、なるべく引き出しにくい口座(少なくとも普通預金ではない口座)を利用するなどの工夫も必要です。つみたてNISA口座などは、候補として有力だと思います。
 
■「先取り貯金」成功の秘訣
最後に、「先取り貯金」成功の秘訣をお伝えしたいと思います。仕組みを作ったら、その存在を忘れることです。「気がつけば、知らないうちに貯まっていた」というのが理想です。だまされたと思ってお試しください。
 
執筆者:宮﨑真紀子
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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