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住宅ローンの借り換えをするときに元の銀行へはいつ連絡すればいい?

ファイナンシャルフィールド / 2020年11月28日 9時20分

住宅ローンの借り換えをするときに元の銀行へはいつ連絡すればいい?

住宅ローンの負担を減らすためには、借り換えは有効な方法です。
しかし、実際に借り換えを行うと手間がかかり、わかりづらいので難しく感じるかと思います。
特に2つの銀行を行き来するわけですから、いつの時点で元の銀行に連絡すればいいのかといった疑問は出てくるでしょう。
 
そこで住宅ローンの借り換えをするときに、元の銀行への連絡はどのタイミングでするべきかというポイントについて解説していきます。

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住宅ローンの借り換え。元の銀行へはいつ連絡するべき?

 
住宅ローンの借り換えが決まれば、元の銀行へは新しい銀行の本審査に通過したタイミングで連絡するとよいでしょう。承認されていない状況で連絡しても、審査に落ちてしまえば借り換えが進められません。本審査に通過して新しい銀行からお金を借りられたら、元の銀行に住宅ローンとして借りていたお金を返済できるめどがついたことになります。借り換えをスムーズに進めるためにも、新しい銀行の審査通過後に連絡しましょう。
 

住宅ローンを借り換えするときの流れ

 
新しい借入先が決まれば、まずは事前審査を申し込んでください。事前審査では、およそ以下の項目で判断されます。
 
・借入時の年齢
・完済時の年齢
・健康状態
・勤続年数
・年収
・返済負担率
・連帯保証
 
基本的に年齢が重視される傾向にありますが、金融機関によっては多少の違いはあるでしょう。これらの項目を審査されて、通過すれば本審査へと進みます。ただし、事前審査が通ったとしても本審査で否認される可能性もあります。
 
そのため、本審査が承認された時点で元の銀行に連絡するようにしてください。その後はローン残債の一括返済および抵当権の抹消と設定を行います。抵当権については後述します。これらが終われば、新しい銀行の返済が始まります。また、借り換えを円滑に行うためには、ほかの借入先もいくつか候補にあげておくと、たとえ審査落ちしてもすぐに次へと動けます。
 

審査に通過すれば元の銀行へ「全額返済する」と伝える

 
本審査に通ったら、元の銀行に連絡して「全額返済する」と伝えてください。元の銀行の完済日が、新しい銀行の借入日になります。ただし、土日や法務局が業務を停止している日は借入日として指定できません。また、新しい銀行にも元の銀行への連絡先を知らせる必要があります。具体的には元の銀行の支店名や担当者名などです。借り換えがスムーズに行われるように、何かあった場合に備えて日中も連絡が取れる電話番号を知らせておきましょう。
 

元の銀行への返済が完了すれば抵当権の抹消と設定を行う

 
住宅ローンを借りれば、借入先は担保として建物や土地の抵当権を設定します。当然ですが、借入先が変われば元の借入先の抵当権の抹消手続きと登録申請を行う必要があります。この手続きは、通常新しい銀行が指定する司法書士に依頼します。元の銀行で行われる抵当権抹消と、新しい銀行での抵当権設定登記はほとんどが同時に申請されます。手数料は借り換えした人が負担します。
 

借り換えの審査結果が出る前に元の銀行へ連絡すれば引き止められるかも

 
新しい銀行に審査を申し込み、承認された時点で元の銀行へ全額返済の連絡をします。しかし、審査結果が出ていない時点で元の銀行に連絡すれば、引き止められる可能性があります。当然ですが、銀行としてもほかの金融機関に顧客を奪われたくありません。そこで元の銀行は条件として、金利の引き下げを提示してくるのです。実際に、借り換えを考えていると今の借入先に相談したとき、引き止められたといった口コミが多くあります。
 
そのため、借り換えを希望しているけれど、手続きや審査が面倒だと感じれば今の借入先に相談してみるのも交渉のチャンスだと考えられます。ただし、残りのローン金額や年数が少なければ、銀行としても積極的には引き止めないでしょう。借り換えを決めた時点での年齢や収入の状況によっては、引き止めはないことも頭に入れておいてください。
 

詳しい借り換えの方法は新しい銀行で教えてもらえる

 
住宅ローンの借り換えは、銀行によっては多少の順序が変わってくることもあります。ただ、わからなくても、新しい借入先の銀行に尋ねれば詳しく教えてもらえます。元の銀行へ連絡するタイミングなど、不明点はしっかり確認するようにしましょう。また、各金融機関では、借り換え前の相談にも乗ってくれています。
 
問い合わせの方法には以下のような種類がありますので、自分に合った手段で相談してみてください。
 
・電話(フリーダイヤル)
・インターネット
・店頭(予約が必要)
・資料請求
 
借り換えを行っている最中は、さまざまな疑問点が浮かんでくると思います。手続きの状況によっては追加の書類が必要になったり、不備が発覚して早急の対応を求められたりすることもあるでしょう。わからないことはそのままにしておかず、きちんと疑問を解消してから次に進むようにしてください。
 

住宅ローンの借換時に元の銀行への連絡は審査が通過したあと

 
住宅ローンを借り換えるとき、元の銀行への連絡は新しい銀行の審査通過後に行うことがポイントです。審査結果が出る前に連絡すれば、引き止められる可能性があるからです。しかし、残りのローン年数などの状況によっては引き止めがないこともあります。
 
借り換えが進めば、ローン残債の一括返済や抵当権の抹消を行うため元の銀行へ連絡しなければいけません。このように、借り換えは2つの銀行と同時にやり取りする必要があるので、手間も時間もかかります。しかし、面倒でも住宅ローンの負担が減るなら、実行する価値はあるといえるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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