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定年後もクレジットカードを使い続ける?見直しで重視するポイントは?

ファイナンシャルフィールド / 2021年1月15日 23時0分

定年後もクレジットカードを使い続ける?見直しで重視するポイントは?

キャッシュレスも現金も、それぞれにメリットとデメリットがありますよね。
 
日本のキャッシュレス化は着実に進んでおり、これからはキャッシュレスの比率がもっと上がることが予想できます。働いているうちは安心してキャッシュレスを使っていても、定年を迎え収入が落ちることを考えると、後払いになんとなく不安を感じるという人も。
 
そこで今回は、キャッシュレスの代表格と言えるクレジットカードについて、定年後の利用意思や見直し状況を調査した株式会社GVの発表(※)を見てみましょう。

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定年間近のクレジットカード保有・利用状況とは

この調査は、全国50代から60代前半の被雇用者(クレジットカード保有)322人を対象に行われたもの。定年が視野に入ってきた年代のクレジットカード事情はどのようになっているのでしょうか。
 

【クレジットカードの保有枚数】
1位 1枚 28.6%
2位 2枚 26.7%
3位 3枚 18.0%

 
およそ半数の人は、クレジットカードを1、2枚保有しているということがわかりました。
 
メインで利用しているクレジットカードを問う質問については、某ネットショッピングモールが発行しているカードが35.7%とダントツに高く、それ以降は10%台以下に分散した結果に。
 
スーパーマーケットが発行するカードや銀行発行のカード、航空会社のカードや信販会社のカード、さらにはガソリンスタンド発行のカードなど、みなさんさまざまなクレジットカードをメインで利用しているようです。
 
ポイント還元のうま味を最大限に引き出すために、自分が一番利用する機会の多いサービスに紐付いたカードをメインにしている人が多いということでしょうか。
 
クレジットカードのひと月あたり利用金額は、以下のとおり。
 

【ひと月あたりのクレジットカード利用金額】
1位:5万~10万円未満 23.3%
2位:1万~2万円未満 18.0%
3位:3万~5万円未満 17.7%
4位:2万~3万円未満 16.1%
5位:1万円未満 14.0%
6位:10万円以上 10.9%

 

5人に1人は、毎月クレジットカードを5万円から10万円未満ほど利用しているようです。
 
1万円から5万円未満という人は、全体の6割ほど。平均金額は、3万8500円。クレジットカードのほかに、現金や別のキャッシュレスなども利用していると考えると、妥当な金額なのかもしれません。
 
クレジットカードを利用する店やサービスについては、以下のとおり。
 

【クレジットカードの利用店・サービス(複数回答)】
1位:オンラインショッピング 236人
2位:コンビニ・スーパー 173人
3位:ガソリンスタンド・ETC料金 138人
4位:飲食店 98人
5位:家電量販店 92人
6位:通信(スマホ料金・携帯料金) 90人
7位:公共料金 87人

 

7割以上の人がクレジットカード決済でオンラインショッピングをしていることがわかります。半数以上の人は、コンビニやスーパーでの支払いにもクレジットカードを使っています。
 
一方で、スマホ料金や公共料金の支払いについては3割以下という結果に。こちらはまだ銀行引き落としを選んでいる人のほうが多いのかもしれません。
 

定年後、クレジットカードを利用する? しない?

この調査によると、定年後もクレジットカードを利用したいと答えた人はなんと92.9%でした。322人中299人というのは、かなり高い割合です。
 
利用したいと思う理由は、以下のとおり。
 

【定年後もクレジットカードを利用したい理由(複数回答)】
1位:オンラインショッピング利用のため 219人
2位:ポイント・マイル還元があるため 178人
3位:利便性が高いため 173人
4位:ETCを利用するため 79人
5位:固定費支払いのため 70人

 

およそ7割の人が、オンラインショッピングの利用を理由にあげています。6割の人は、クレジットカードの利便性やポイント・マイルの還元にメリットを見いだしていることがわかります。
 
一方で、定年後はクレジットカードを利用したくないと回答した23人の詳細は、以下のとおり。
 

【定年後はクレジットカードを利用したくない理由(複数回答)】
1位:使いすぎてしまうため 17人
2位:収入が減るため 12人
3位:盗難・紛失が心配のため 8人
4位:セキュリティが心配のため 6人
5位:他の決済手段に利便性を感じるため 6人

 

もっとも多かったのは、使いすぎてしまうという理由。これは、2番目の「収入が減るため」にもリンクしそうな内容ですね。
 
定年後、収入は減るのに前と同じような感覚でクレジットカードを利用してしまい、支払い月に後悔する…というのは避けたいものです。
 

定年間近でクレジットカードを見直すコツとは

この調査によると、定年前後でクレジットカードを見直そうと考えている人は55.3%でした。定年に備えてクレジットカードを1枚にまとめたり、お得なサービスがついたカードを新たに契約したりするということなのかもしれません。
 
さて、定年後もクレジットカードを利用する場合、どんなことに着目してクレジットカードを選べばよいのでしょうか。
 

【定年後のクレジットカード利用で重視する項目】

1位:年会費が無料・安い 603ポイント
2位:安全性・サポート性 472ポイント
3位:ポイント・マイルの還元率が高い 368ポイント
4位:ポイント・マイルの汎用性が高い 91ポイント
5位:電子マネーとの連携 69ポイント
※重視する順に1位から3位選択(1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントにて換算)

ダントツ1位は、年会費が無料もしくは安いという項目でした。
 
クレジットカードによっては、年に規定回数利用すれば年会費が無料になったり、規定金額の利用で安くなったりなどの条件もあるため、自分に合ったお得なカードを選ぶとよさそうです。
 
また、紛失や盗難、不正利用など万が一に備え、安全性とサポート体制の充実度にも注目しておきたいところ。せっかく利用するのであれば大いに還元を得たいため、ポイント・マイルの還元率の高さも重要と言えそうです。
 
キャッシュレス化が進むいま、定年後でも1枚はクレジットカードを持っていたほうが安心かもしれません。よりお得に使えるよう見直しつつ、毎月の利用金額を決めて使うのがよさそうですね。
 

[出典]
※株式会社GV「【まねーぶ調べ】豊かなライフスタイルを実現するために、定年前に見直しておきたいクレジットカード」(株式会社共同通信ピー・アール・ワイヤー)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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