マスクにかけるお金はどれくらい増えた?みんなのマスクの選び方とは?
ファイナンシャルフィールド / 2021年1月16日 10時0分
昨年から続くコロナ禍。日本が欧米に比べて感染者数や死者数が少ないのは、マスクをする習慣も一つの要因ではないかという報道もされています。私たちの生活に欠かせなくなったマスク。一年の間でマスクの素材も多様化し、色柄物のマスクを付けても違和感がなくなりました。
クロスプラス株式会社(愛知県名古屋市)は、20代から60代の男女1000人を対象に、マスクに関するアンケートを実施しました(※)。マスクにかけるお金はどれくらい増えたのか、マスクを選ぶポイントは何なのかなど聞いています。
2020年は、マスクにかかった出費が前年より5000円以上増えた人が3割
2019年と比べ、2020年にマスクにかかった出費はどのくらいの差があったか尋ねると、「1000~5000円」が36.7%と最も多く、次いで、「5000~1万円」が19.5%で、「1万円以上」という人も11.3%いました。
マスクが生活の必須アイテムになったことと、緊急事態宣言前後からはマスクが入手困難になり、価格が高騰したことが要因と思われます。その後価格は落ち着いてきたものの、消費者目線では現時点でも昨年よりかなり高めに感じます。
2020年は不織布以外の素材のマスクを使うように。シチュエーションでマスクの使い分けも
前年までと比べマスクの選び方が変わったと答えた人は66.2%でした。所有しているマスクの種類を尋ねると、全世代で「不織布」が約9割、ニットやコットンなどの「布マスク」は5割前後ですが、50代以降になると60%以上に。
マスクが店頭から消え、布マスクを手作りする人が増えましたよね。また、ポリエステルやポリウレタンの「新素材マスク」も50代・60代は4割近く所有しているようです。
マスクを行き先やシチュエーションによって使い分けているかという質問には、51.6%と半数以上が使い分けていると回答しました。
使い分けしている理由を聞くと、1位は「出かける場所によって」(65.7%)で、2位は人混みの多さ、密度など「感染予防対策人必要度」(58.9%)でした。人混みの中では、より飛沫を防ぐ不織布を選んだりしているかもしれないですね。
色付きマスクもすっかり普通に。着け心地やサイズがマスク選びのポイント
2020年は黒やグレーなど「色のついているマスク」を着けることがすっかり普通に。白以外のマスクを着用することに抵抗があるか聞いたところ、全世代・性別で6割以上が抵抗感がないと回答。
さらに、8割以上が今後白以外のマスクを着用したいと回答しました。どのようなカラーのマスクを着用したいか聞いたところ、「自分の好きな色」(44.5%)、「気分に合わせて」(41.5%)、「顔がきれいに見える・自分に合った色」(36.7%)といった回答が得られました。
現在、どのような基準でマスクを購入しているか尋ねると、「着け心地の良さ」(59.4%)、「サイズが合っているかどうか」(56.3%)という回答が多い結果に。以下、「素材感」(37.5%)、「抗ウイルス効果が高い」(32.1%)が続きました。
またマスクの着用感に関する悩みでは「呼吸が苦しい」(52.5%)と答えた人が半数以上で、次いで「耳が痛くなる」(41.5%)、「喋りにくい」(33.5%)が続きました。
感染予防のために、マスクはきちんと着用を!
他人がマスクを着用している姿を見て気になる点は、「きちんと着用していない」(56.7%)が最も多く、次いで「汚い」(26.0%)、「サイズが合ってない」(25.8%)という順に。きちんと着用していないと、飛沫が飛んできそうで不安になりますよね。
まだまだ新型コロナウイルスの感染者数は多く、海外ではウイルスの変異も見られるなど、マスクが必須の生活が続きそうです。今年も自分の好みのマスクを着けて、コロナ禍を乗り越えたいですね。
[出典]
※クロスプラス株式会社「2020年 マスクに関するアンケート調査」(株式会社 PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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