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コロナ禍の中で妊娠出産。特別にもらえるお金とは?

ファイナンシャルフィールド / 2021年1月19日 11時0分

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世界的に新型コロナウイルスが流行しています。
 
高齢者の方や持病がある方はもちろん、現在妊娠しており、これから出産を控えている妊婦さんも日々不安を抱えているかもしれませんが、妊婦さんが特別にもらえる給付金や支援制度があるのをご存じでしょうか。
 
今回は妊婦さんが知っておきたい、コロナ禍で受け取ることができるお金についてご紹介します。

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新型コロナウイルスと妊娠・出産

新型コロナウイルスが収束しない中、現在妊娠している妊婦さんは、体調管理や感染予防に日々努めていると思います。手洗い、うがいなどの基本的な対策はもちろん、その他にも工夫している方も多いでしょう。
 
例えば、働いている妊婦さんは職場に頼んでテレワークで仕事をしていたり、早めに産休を取得している方もいます。また、妊婦検診などで病院に行く場合は、電車やバスといった公共交通機関を避けて、タクシーを利用している方もいるかもしれません。
 
新型コロナウイルスの感染予防のため、実家に戻って里帰り出産をすることを諦めて夫婦だけで出産し、その後の子育てに奮闘するご家庭も多いでしょう。コロナ禍の中、移動にタクシーを利用したり、家事代行サービスなどを活用しながら出産に臨む場合、通常時よりもお金がかかってしまいます。
 

新型コロナウイルスの検査費用の助成

このような厳しい妊婦さんの状況を支援するために、各地域において妊娠している方が特別にもらうことができるお金があるのをご存じでしょうか。
 
例えば、東京都と大阪府では妊婦さんが新型コロナウイルスの検査(PCR検査など)を行った場合、上限2万円まで検査費用の補助が実施されています。
 
京都府や神奈川県など、その他の都道府県においても検査費用を補助してくれる自治体は多くあります。出産前や少し体調が気になるので検査を受けてみようという場合は、自分の住んでいる地域のホームページを確認してみましょう。
 

その他の給付金

さらに自治体によっては、妊婦さんを対象にした特別な給付金を支給しているケースがあります。例えば東京都台東区では、胎児1人につき10万円の給付金を受け取ることが可能で、こちらは特別定額給付金の基準日である令和2年4月27日において妊婦であった方も対象です。
 
給付金を受け取る場合、母子健康手帳の写しや本人確認書類のコピーなどを用意して自分で申請手続きを行う必要があります。なお、郵送での申請から給付金の受け取り(口座振込)までは、3~4週間程度かかる見込みとなっています。
 
また、神奈川県相模原市では妊婦特別給付金(新型コロナウイルスに係る緊急支援策)として、1回の妊娠につき3万円を受け取ることができます。こちらも申請書や必要書類の提出が必要となりますが、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、市役所の窓口ではなく郵送での手続きとなるので注意が必要です。
 
このように支援策の内容には地域差がありますが、受け取ることができた給付金は、例えば妊娠中のタクシー代や家事代行サービス、出産後のベビーシッターの利用料などに活用することが可能です。コロナ禍で不安な妊婦さんにとっては大変心強いですね。
 
いかがだったでしょうか。妊娠中にもらえる給付金などについては、自治体のホームページを調べて自分で申請する必要があります。現在妊娠している方は活用できる制度がないか、住んでいる地域の情報を一度チェックしてみると良いでしょう。
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
 

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