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食費の節約は大きなストレス? 賢い家計の節約術とは

ファイナンシャルフィールド / 2021年1月30日 3時10分

食費の節約は大きなストレス? 賢い家計の節約術とは

家計における節約を考える場合、まず食費を削ろうとする方は多いですね。
 
しかし、好きなものが自由に食べられず、食生活が制限されると、大きなストレスがかかり、結局節約が長続きしないケースもあります。実は、家計での節約を考える場合、通信費や水道光熱費などの固定費を下げる方が成功しやすくなりますよ。
 
今回は長続きする家庭の節約法を紹介します。

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食費にどのくらい使っている?

まずは、皆さんが毎月どのくらい食費にお金を使っているのか確認していきましょう。平成26年全国消費実態調査によると、単身世帯のうち勤労者世帯の方の毎月の実支出および食費は、以下のとおりとなっています。

男性

●実支出 :23万8359円
●うち食費: 4万7573円

女性

●実支出 :22万7084円
●うち食費: 3万6859円

この調査によると、男性は1ヶ月の支出のうち19.95%を食費に使っていることが分かります。一方、女性は16.23%を食費に使っています。女性の方が食費に使っているお金の割合が低い傾向が見られました。
 

効率的な節約は固定費から

1ヶ月の支出のうち、食費に掛かるお金は全体の2割程度となっていますが、毎月節約しようと食費を減らしても節約効果はそれほど高くはなく、逆に好きなものが自由に食べられないため、ストレスに感じる方が多いでしょう。
 
効率的に節約する場合は、水道光熱費や通信費を減らすのがおすすめです。例えば、自分の生活スタイルに合った電力会社に変更することで、毎月の基本使用料を節約することができます。さらに、スマートフォンなどの通信費は大手通信会社と契約するよりも、格安SIMカードを使った方が毎月の使用料を大幅に下げることが可能です。
 
電力会社や通信会社を乗り換えたとしても、サービスの質が大幅に下がったり、「自由に電気やネットが使えない」というストレスがたまるわけではないので、継続した節約効果を実感できます。そのため、家計の見直しは食費よりも水道光熱費や通信費などの固定費から取り掛かると良いでしょう。
 

理想的な支出の配分

さらに、1ヶ月のお金の使い方の目安をあらかじめ決めておくと、無駄遣いを減らすことが可能です。例えば単身女性の場合、1ヶ月の支出のうち、家賃は手取りの20~30%くらいまで、食費は15%くらいまで、水道光熱費や通信費は10%くらいまでとするのが理想的です。そして、毎月の貯金は手取りの20%を目標にすると良いでしょう。
 
現在の自分の支出状況について、家計簿などをつけて確認し、お金を使い過ぎてしまっている費目をチェックすると、無駄遣いを見つけることができます。逆に、上手に節約できている費目については、そのまま継続できるように頑張っていきましょう。
 
いかがだったでしょうか。家計の節約をしようと思っても、倹約生活にストレスがたまってしまい、長続きしなかったという経験がある方は多いかもしれません。今回ご紹介した固定費の削減を実践して、効果的な家計改善を目指していきましょう。
 
出典
e-Stat 政府統計の総合窓口 平成26年全国消費実態調査 男女,年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
 

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