みずほ銀行 人気ファンドランキングトップ10(2022年12月)を読み解く!
Finasee / 2023年1月24日 16時0分
Finasee(フィナシー)
2022年12月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「みずほグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2023-01(限定追加型)」の概要みずほ銀行の12月ランキング1位は、「みずほグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2023-01(限定追加型)」だった。同ファンドは、日本・新興国を含む世界の米ドル建てまたはユーロ建ての社債を主要投資対象とし、信託期間が約5年の限定追加型の投資信託である。限定追加型の投資信託は、当初設定後一定期間は新規投資が可能だが、その後は配当の再投資や他のファンドへの乗り換えでしか追加投資ができないタイプの投資信託である。追加投資によって当初の投資額が増えることを避け、安定した運用を実現できるというメリットがある。ただ、1月21日以降は購入できない点には注意が必要である。
■みずほグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2022-06(限定追加型)
基準価額 1万1円
信託報酬 0.7425%(年率・税込)
純資産残高 127.52億円
※1月13日時点
全体を見て:外国株式型ファンドが人気みずほ銀行では、外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「キャピタル世界株式ファンド」は、世界各国の株式に投資するアクティブファンドで、11月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。
1.テスラ(米国) 4.1%
2.マイクロソフト(米国) 3.8%
3.台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾) 2.2%
4.ASMLホールディングス(オランダ) 2.0%
5.ノボ ノルディスク(デンマーク) 1.9%
同ファンドが採用する運用戦略は、1973年に米国で運用を開始し、49年にわたって長期的に良好な運用実績を残してきた。同ファンドも2007年10月設定以来、15年以上の運用実績があり、設定来騰落率は107.9%となっている。長期での資産形成に適した実績があるファンドといえるだろう。
■キャピタル世界株式ファンド
基準価額 2万788円
信託報酬 1.701%程度(年率・税込)
純資産残高 3321.5億円
<騰落率>
1カ月 -1.1%
3カ月 0.0%
6カ月 2.4%
1年 -8.0%
※11月末時点
ここに注目:「ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」が8位にランクイン「ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」が8位にランクインしている。同ファンドは米国のリート(不動産投資信託)に投資し、配当利回りを重視した運用を行う。同ファンドの配当利回りは3.9%(12月末時点)となっている。米10年債利回りが3%前後まで低下すれば、同ファンドの魅力は高まると考えられる。今後も、米10年債利回りの動向に注意が必要だろう。
■ダイワ・USーREITオープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 2203円
信託報酬 1.672%(年率・税込)
純資産残高 6492億円
<騰落率>
1カ月 -6.6%
3カ月 -2.5%
6カ月 -8.7%
1年 -10.6%
※12月末時点
山下 耕太郎/金融ライター/証券外務員1種
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011
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