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【投資信託 国内株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee / 2023年1月29日 16時0分

【投資信託 国内株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

12月の資金流入額1位は「日経225ノーロードオープン」(446.08億円)

国内株式型ファンドの12月資金流入額1位は、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。同ファンドの12月騰落率は、-6.6%のマイナスリターンとなった。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。2023年1月以降も、株価が下落する局面では同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■日経225ノーロードオープン 
基準価額 1万8901円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2242億円

<騰落率>
1カ月 -6.60%
3カ月  0.56%
6カ月 -0.51%
1年    -8.16%

※12月末時点

12月のリターン1位は「大和金融新時代ファンド」(5.96%)

国内株式型ファンドの12月リターン1位は、「大和金融新時代ファンド」だった。同ファンドは、国内の金融ビジネスを行っている企業の株式に投資するアクティブファンドで、12月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.三菱UFJフィナンシャル・グループ 20.4%
2.三井住友フィナンシャルグループ 13.8%
3.東京海上ホールディングス 9.2%
4.みずほフィナンシャルグループ 6.8%
5.第一生命ホールディングス 5.9%

12月は日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)の運用に関して、長期金利の変動許容幅の上限を0.25%程度から0.5%程度に引き上げ、国内金利が上昇。金利の上昇によって、利ざや改善の思惑から銀行株に買いが入った。2023年も、日銀の金融政策の動向に関心が集まるだろう。

■大和金融新時代ファンド
基準価額 6563円
信託報酬 1.672%(年率・税込)
純資産残高 53億円

<騰落率>
1カ月  6.0%
3カ月 16.7%
6カ月 13.1%
1年    19.8%

※12月末時点

12月の純資産残高1位は「ひふみプラス」(4617.28億円)

国内株式型ファンドの12月純資産残高1位は、「ひふみプラス」だった。ひふみプラスは、「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本の成長企業に投資をするアクティブファンド(ひふみ投信シリーズ)である。2012年の運用開始以来、成長企業の目利き力と柔軟な運用姿勢、また顔が見える運用が評価されている。12月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.アドバンテスト 2.31%
2.三菱UFJフィナンシャル・グループ 2.25%
3.東京海上ホールディングス 2.04%
4.第一生命ホールディングス 1.89%
5.日本電信電話 1.79%

12月の騰落率は-3.55%で、1年騰落率も-13.4%とマイナスリターンとなったものの、2023年はパフォーマンスが改善するかどうかに注目している。

■ひふみプラス
基準価額 4万4236円
信託報酬 1.0780%(年率・税込)
純資産残高 4617.27億円

<騰落率>
1カ月  -3.55%
3カ月   1.43%
6カ月   1.25%
1年    -13.40%

※12月末時点

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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