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【投資信託 外国株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee / 2023年1月30日 16時0分

【投資信託 外国株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

12月の資金流入額1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(843.55億円)

外国株式型ファンドの12月資金流入額1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.9%のマイナスリターンとなったものの、843.55億円の資金流入があり、純資産残高は1兆5980.17億円となった。これは、国内公募株式投資信託(ETF)の中で2番目の大きさである。2023年1月以降も、順調に純資産残高を増やしていくかに注目している。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  
基準価額 1万8035円
信託報酬 0.0968%(年率・税込)
純資産残高 1兆5980.17億円

<騰落率>
1カ月 -6.9%
3カ月 -2.8%
6カ月 -1.5%
1年    -6.1%

※12月末時点

12月のリターン1位は「ブラックロック・ゴールド・メタル・オープン Aコース(為替ヘッジ付)」(3.42%)

外国株式型ファンドの12月リターン1位は、「ブラックロック・ゴールド・メタル・オープン Aコース(為替ヘッジ付)」だった。同ファンドは、南アフリカやオーストラリア、カナダ、アメリカなどの金鉱企業の株式を中心に鉱業株式を主要投資対象として積極的な運用を行うアクティブファンドである。そして、「Aコース」は為替ヘッジあり、「Bコース」は為替ヘッジなしとなっている。12月は、インフレ上昇の一服により米金利が低下。各主要通貨に対してドル安が進んだことから金価格が上昇した。そして、金価格の上昇により金鉱株も値上がりして好パフォーマンスとなった。

■ブラックロック・ゴールド・メタル・オープン Aコース(為替ヘッジ付)
基準価額 4473円
信託報酬 2.233%(年率・税込)
純資産残高 105.03億円

<騰落率>
1カ月   3.42%
3カ月 20.08%
6カ月   6.93%
1年   -11.88%

※12月末時点

12月の純資産残高1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」(1兆6670.2億円)

外国株式型ファンドの12月純資産残高1位は、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」だった。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。12月は-6.7%のマイナスリターンとなり、純資産残高は1兆6670億円となった。そして、純資産残高2位の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の1兆5980.17億円との差は縮まってきている。2023年の早い時期に順位の逆転があるかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 9323円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆6670億円

<騰落率>
1カ月 -6.7%
3カ月 -4.9%
6カ月 -4.1%
1年   -18.7%

※12月末時点

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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