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りそな銀行 人気ファンドランキングトップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee / 2023年1月26日 16時0分

りそな銀行 人気ファンドランキングトップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2022年12月、りそな銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

 第1位「日経225ノーロードオープン」の概要

りそな銀行の12月ランキング1位は、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.6%のマイナスリターンとなった。ただ、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。12月は同ファンドに約446億円の資金流入があった。これは、国内公募株式投信(ETF除く)の中で5番目の大きさである。2023年1月以降も、日経平均株価が下落する局面では、同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■日経225ノーロードオープン
基準価額 1万8901円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2531.25億円

<騰落率>
1カ月   -6.6%
3カ月   0.56%
6カ月  -0.51%
1年      -8.16%

※12月末時点

全体を見て:バランスファンドが人気

りそな銀行では、バランスファンドの人気が高かった。ランキング2位の「アムンディ・サステナブル・インカム・ファンド」は、世界の株式と債券等に投資するバランスファンドである。ただ、株式ではREITやMLP(エネルギー事業を主な収益源とする共同投資事業形態)、債券ではハイイールド社債や新興国債券等など利回りの高い資産に投資するので、同ファンドの11月末時点におけるポートフォリオの配当利回りは8.4%と高い。11月は-2.12%のマイナスリターンとなったものの、高い利回りが期待できるファンドとして、2023年1月以降も、りそな銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■アムンディ・サステナブル・インカム・ファンド
基準価額 1万4077円
信託報酬 1.58%(年率・税込)
純資産残高 350.9億円

<騰落率>
1カ月 -2.12%
3カ月   2.59%
6カ月   6.29%
1年     22.45%

※11月末時点

 

ここに注目:「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が4位にランクイン

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が5位にランクインしている。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。11月は-5.0%のマイナスリターンとなり、12月末の基準価額も9323円と、11月末の9989円から約6.7%下落した。同ファンドは基準価額が11000円未満となると、分配金は「基準価額の水準等を勘案して決定」となり、分配金がでなくなる恐れもある。さらなる基準価額の下落が続くようだと、しばらく分配金がでなくなる可能性があるので注意が必要だ。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 9989円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆7803億円

<騰落率>
1カ月 -5.0%
3カ月 -2.3%
6カ月   2.8%
1年     -9.9%

※11月末時点

山下 耕太郎/金融ライター/証券外務員1種

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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