1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

【投資信託 エマージング株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月2日 18時0分

【投資信託 エマージング株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

12月の資金流入額1位は「高成長インド・中型株式ファンド」(59.69億円)
 

エマージング株式型ファンドの12月の資金流入額1位は、「高成長インド・中型株式ファンド」だった。同ファンドは、インドの中型株式(ニフティ500の時価総額51位~350位)に投資するアクティブファンドである。ただし、大型株や小型株に投資を行うこともある。12月は-6.0%のマイナスリターンとなったものの、1年騰落率は+3.5%となっている。2023年1月以降も資金流入が続くかどうかに注目している。

■高成長インド・中型株式ファンド
基準価額 9846円
信託報酬 2.0505%程度(年率・税込)
純資産残高 805.92億円

<騰落率>
1カ月 -6.0%
3カ月 -7.8%
6カ月  3.1%
1年     3.5%

※12月末時点

12月のリターン1位は「テーマレバレッジ中国ニューエコノミー2倍」(9.91%)
 

エマージング株式型ファンドの12月のリターン1位は、「テーマレバレッジ中国ニューエコノミー2倍」だった。同ファンドは中国のニューエコノミー関連株式に、信託財産の純資産総額の2倍相当額を投資する。ニューエコノミー関連株式とは、中国におけるITと既存産業の融合により生まれた産業や技術に関連する株式をいう。12月は9.91%のプラスリターンとなったものの、中国企業の株式に2倍のレバレッジをかけて投資しているので、リスクも高くなっている。あくまでも分散投資先の1つとして活用するべきだろう。

■テーマレバレッジ中国ニューエコノミー2倍
基準価額 2329円
信託報酬 1.4055%(年率・税込)
純資産残高 1.11億円

<騰落率>
1カ月    9.9%
3カ月    2.1%
6カ月  -47.0%
1年     -65.7%

※12月末時点

12月の純資産残高1位は「野村インド株投資」(2533.81億円)
 

エマージング株式型ファンドの12月の純資産残高1位は、「野村インド株投資」だった。同ファンドは、インド企業の株式に投資するアクティブファンドである。インドの株式市場は12月上旬に史上最高値を更新したものの、米利上げ継続による世界的な景気後退が懸念されて下落。MSCIインド・インデックス(税引後配当込み、現地通貨ベース)の月間騰落率も-2.63%となった。

■野村インド株投資
基準価額 3万2928円
信託報酬 2.2%(年率・税込)
純資産残高 2533.8億円

<騰落率>
1カ月 -7.2%
3カ月 -4.9%
6カ月  0.3%
1年    -1.4%

※12月末時点

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください