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【投資信託 外国債券型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月1日 16時0分

【投資信託 外国債券型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

12月の資金流入額1位は「シティグループ/ダブル・アクセス戦略ファンド2022-12」(1205.80億円)

外国債券型ファンドの12月資金流入額1位は、「シティグループ/ダブル・アクセス戦略ファンド2022-12」だった。同ファンドはシティグループが発行する円建社債に投資し、設定日から約5年後の満期償還時の償還価額を基準として元本を確保することを目指す。そして、シティグループ社債の利息(固定クーポン)と「スタティックマルチアセット・ウィズ・マネーマーケットトレンドVT2指数」の累積収益率によって決まる収益を獲得することを目指す。同ファンドは12月29日に設定され、約1205億円の資金を集めた。これは、2022年に設定した国内公募投資信託で最大となった。

■シティグループ社債/ダブル・アクセス戦略ファンド2022-12
基準価額 1万69円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 1214.12億円

※12月末時点

12月のリターン1位は「野村テンプルトン・トータル・リターンAコース」(4.11%)

外国株式型ファンドの12月リターン1位は、「野村テンプルトン・トータル・リターン Aコース」だった。同ファンドは、新興国を含む世界各国の国債、政府機関債、社債等に投資する。そして、分配頻度、為替ヘッジの有無によりA~Dの4つのコースがある。リターン1位のAコースは、「為替ヘッジあり(限定ヘッジ)」「年2回分配」となっている。ただ、12月は3.4%のプラスリターンとなったものの、1年騰落率は-16.2%と下落している。2023年以降、パフォーマンスの改善があるかどうかに注目している。

■野村テンプルトン・トータル・リターン Aコース
基準価額 7741円
信託報酬 1.806%程度(年率・税込)
純資産残高 8.2億円

<騰落率>
1カ月   3.4%
3カ月  -5.2%
6カ月 -13.0%
1年    -16.2%

※11月末時点

12月の純資産残高1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(2798.04億円)

外国債券型ファンドの12月純資産残高1位は、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」だった。同ファンドは、世界先進主要国の信用力の高いソブリン債券を主要投資対象とし、国際分散投資を行う。ソブリン債券は各国の政府が発行する国債や、政府機関が発行する政府機関債で、A格以上の信用力が高い債券に投資する。ただ、先進主要国では金利が上昇しており、同ファンドには逆風となっている。今後もインフレ率の高まりによる政策金利引き上げが継続するかどうかに関心が集まるだろう。

■グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
基準価額 4678円
信託報酬 1.375%(年率・税込)
純資産残高 2798.04億円

<騰落率>
1カ月 -4.7%
3カ月 -5.3%
6カ月 -6.5%
1年    -5.7%

※12月末時点

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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