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関西みらい銀行 人気ファンドランキングトップ5(2022年12月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月4日 16時0分

関西みらい銀行 人気ファンドランキングトップ5(2022年12月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2022年12月、関西みらい銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「ニッセイ/シュローダー好利回りCBファンド2022-12(為替ヘッジあり・限定追加型)」の概要

関西みらい銀行の12月ランキング1位は、「ニッセイ/シュローダー好利回りCBファンド2022-12(為替ヘッジあり・限定追加型)」だった。同ファンドは、日本を含む世界のCB(転換社債)を実質的な主要投資対象とする。CB(転換社債)とは、一定の条件で株式に転換できる権利のついた債券である。同ファンドは2022年12月に新規設定され、設定額は78億円となった。信託期間約5年の限定追加型ファンドで、2022年12月29日以降は申込みの受付を行っていない点には注意が必要だ。

■ニッセイ/シュローダー好利回りCBファンド2022-12(為替ヘッジあり・限定追加型)
基準価額 1万118円
信託報酬 1.1605%程度(年率・税込)
純資産残高 159.19億円

※1月24日時点

全体を見て:日経平均株価を対象にしたインデックスファンドが人気

関西みらい銀行では、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドの人気が高かった。ランキング4位の「りそな日経225インデックス」は、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.6%のマイナスリターンとなったものの、日経平均株価を対象にしたインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。2023年1月以降も、日経平均株価が下落する局面では同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■りそな日経225インデックス
基準価額 9565円
信託報酬 0.4895%(年率・税込)
純資産残高 129.9億円

<騰落率>
1カ月 -6.6%
3カ月  0.5%
6カ月 -0.7%
1年    -8.4%

※12月末時点

ここに注目:「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」が2位にランクイン

「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」が2位にランクインしている。同ファンドは、国内のリート(不動産投資信託)に投資し、東京証券取引所が算出・公表している「東証REIT指数(配当込み)」に連動する投資成果をめざす。12月は-3.6%とマイナスリターンとなったものの、12月末時点における東証REIT指数(配当込み)の予想配当利回りは3.9%と高い。2023年1月以降も、インカムゲイン狙いの投資対象として、関西みらい銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
基準価額 2341円
信託報酬 0.792%(年率・税込)
純資産残高 4273億円

<騰落率>
1カ月 -3.6%
3カ月 -2.1%
6カ月 -2.3%
1年     -5.5%

※12月末時点

山下 耕太郎/金融ライター/証券外務員1種

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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