1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

広島銀行 人気ファンドランキングトップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月7日 16時0分

広島銀行 人気ファンドランキングトップ10(2022年12月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2022年12月、広島銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「インデックスファンド225」の概要

広島銀行の12月ランキング1位は、「インデックスファンド225」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.59%のマイナスリターンとなったものの、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。2023年1月以降も、日経平均株価が下がる局面では同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■インデックスファンド225
基準価額 7239円
信託報酬 0.572%(年率・税込)
純資産残高 2314.54億円

<騰落率>
1カ月   -6.59%
3カ月    0.64%
6カ月   -0.33%
1年       -7.89%

※12月末時点

全体を見て:バランスファンドが人気

広島銀行では、バランスファンドの人気が高かった。ランキング3位の「りそなラップ型ファンド(安定成長型)」は、債券や株式、リート(不動産投資信託)に分散投資するバランスファンドである。「りそなラップ型ファンド」には「安定型」「安定成長型」「成長型」の3つの運用タイプがあり、「安定成長型」は目標リターンで短期金利+4%を目指す。ただ、12月は-3.7%となり、1年騰落率も-9.1%となっている。パフォーマンスが悪化しているが、2023年1月以降も広島銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■りそなラップ型ファンド(安定成長型)
基準価額 1万1718円
信託報酬 1.10%(年率・税込)
純資産残高 542億円

<騰落率>
1カ月 -3.7%
3カ月 -0.7%
6カ月 -2.9%
1年     -9.1%

※12月末時点

ここに注目:「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」が2位にランクイン

「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」が2位にランクインしている。同ファンドは、国内のリート(不動産投資信託)に投資するREIT型ファンドである。12月は-3.30%のマイナスリターンになったものの、同ファンドの実績配当利回りは3.95%(11月末時点)と高い。インカムゲイン狙いとして魅力が高いファンドなので、1月以降も広島銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド
基準価額 7460円
信託報酬 1.045%(年率・税込)
純資産残高 399.9億円

<騰落率>
1カ月 -3.30%
3カ月 -2.24%
6カ月 -1.36%
1年     -3.34%

※12月末時点

山下 耕太郎/金融ライター/証券外務員1種

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください