楽天証券 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!
Finasee / 2023年2月10日 16時0分
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Finasee(フィナシー)
2023年1月、楽天証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
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楽天証券の1月ランキング1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.9%のマイナスリターンとなったものの、1月末時点の基準価額は1万8524円と、12月末の1万8035円から約2.7%上昇した。同ファンドは、つみたてNISAなどを利用して積立投資している投資家も多く、2月以降も楽天証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額 1万8035円
信託報酬 0.0968%(年率・税込)
純資産残高 1兆5980.17億円
<騰落率>
1カ月 -6.9%
3カ月 -2.8%
6カ月 -1.5%
1年 -6.1%
※12月末時点
全体を見て:海外株式型ファンドが人気楽天証券では、海外株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を主要対象とし、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンド。これ1本で米国株式市場の投資可能銘柄4,000銘柄に幅広く分散投資できる。12月は-7.0%のマイナスリターンとなったものの、1月末の基準価額は1万9130円と12月末の1万8535円から約3.2%上昇した。2月以降も、楽天証券のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■楽天・全米株式インデックス・ファンド
基準価額 1万8535円
信託報酬 0.162%(年率・税込)
純資産残高 7178.67億円
<騰落率>
1カ月 -7.0%
3カ月 -3.0%
6カ月 -1.5%
1年 -7.8%
※12月末時点
ここに注目:「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が4位にランクイン「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が4位にランクインしている。同ファンドは、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」を通じて約8,800銘柄に投資。これ1本で日本を含む先進国、新興国など全世界の株式に分散投資できる。幅広い銘柄に投資してリスクを抑えた運用が可能なので、2月以降も楽天証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■楽天・全世界株式インデックス・ファンド
基準価額 1万5638円
信託報酬 0.202%程度(年率・税込)
純資産残高 2226.23億円
<騰落率>
1カ月 -5.7%
3カ月 0.3%
6カ月 -1.1%
1年 -5.8%
※12月末時点
執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
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Finasee編集部
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