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野村證券 人気ファンドランキングトップ5(2023年1月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月13日 18時0分

野村證券 人気ファンドランキングトップ5(2023年1月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2023年1月、野村證券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「野村インデックスファンド・日経225」の概要

野村證券の1月ランキング1位は、「野村インデックスファンド・日経225」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.6%のマイナスリターンとなった。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。2月以降も、日経平均株価が下がる局面では、同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■野村インデックスファンド・日経225
基準価額 3万792円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 639.6億円

<騰落率>
1カ月  -6.6%
3カ月    0.7%
6カ月  -0.3%
1年     -7.9%

※12月末時点

全体を見て:株価指数を対象にしたインデックスファンドが人気

野村證券では、株価指数を対象にしたインデックスファンドの人気が高かった。ランキング4位の「eMAXIS S&P500インデックス」は、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-7.0%のマイナスリターンとなったものの、1月末の基準価額は1万4042円と12月末の1万3674円に比べて約2.6%上昇した。2月以降も野村證券のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■eMAXIS S&P500インデックス
基準価額 1万3674円
信託報酬 0.33%(年率・税込)
純資産残高 270.52億円

<騰落率>
1カ月 -7.0%
3カ月 -2.8%
6カ月 -1.6%
1年    -6.3%

※12月末時点

ここに注目:「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が2位にランクイン

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が2位にランクインしている。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。12月は-6.7%のマイナスリターンとなったものの、1月末時点における基準価額は9649円と12月末の9323円から約3.4%上昇した。ただ、基準価額の下落によって12月から分配金がでなくなっているので、2月以降も野村證券のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 9323円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆6670億円

<騰落率>
1カ月 -6.7%
3カ月 -4.9%
6カ月 -4.1%
1年   -18.7%

※12月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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