「跡継ぎ」産まぬ嫁に義母が信じられない一言…まさかの仕打ちに絶句
Finasee / 2023年2月22日 11時0分
![「跡継ぎ」産まぬ嫁に義母が信じられない一言…まさかの仕打ちに絶句](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/finasee/finasee_11768_0-small.jpg)
Finasee(フィナシー)
竹内香織さん(仮名)はフラワーショップで週3日働くパート主婦。現在は都心の賃貸マンションにご主人の裕介さんと暮らしていますが、2年前までは近県の裕介さんの実家で義母と同居していました。裕介さんは中学生の頃に父親を亡くしており、義母はその後、女手一つで裕介さんと妹の瑤子さんを育ててきました。「夫は優しい人なので、同居を決めたのはそんな義母への感謝の気持ちがあったからだと思います」と香織さん。
しかし、同居はうまくいきませんでした。近くに住む瑤子さんが、何かにつけ実家を頼ってきたからです。当時専業主婦だった香織さんは、ワーキングマザーの瑤子さんに代わって何度も熱を出した甥のお迎えに保育所まで足を運びました。香織さんの堪忍袋の緒が切れたのは、義母が瑤子さんと甥にだけ暦年贈与をすると言い出した時です。これには裕介さんもあきれ、2人は実家を出ることを決意します。
当然、その後は瑤子さんが義母と同居するものと思っていましたが、瑤子さんは同居を拒否。しかも、義母に認知症の症状が現れたのをいいことに、さらに好き勝手を働いたのです。「同い年ですが、私は彼女のことが全く理解できません。ただ、夫は一生彼女のことを許さないと思います」という香織さんに、恐るべき“モンスターシスター”が取った行動を振り返ってもらいました。
〈竹内香織さんプロフィール〉
東京都在住
38歳
女性
パート(現在)
会社員の夫と2人暮らし
金融資産750万円
「香織さん、今、瑤子から電話があって、また陽翔(はると)が熱を出したようなの。保育所に行ってもらえないかしら」
習い事の教室に出かけようとした矢先、携帯電話を手にした義母が心配そうな顔で寄ってきました。フルタイムで働く義妹は手が離せないので、発熱した甥を代わりに保育所まで迎えに行ってほしいというのです。「分かりました」と急いで家を出ると、「陽翔は具合が悪そうだから、帰りはタクシーを使ってね」という声が追いかけてきました。
義妹に甘い義母、厄介事は全て私に…体調を崩した甥のお迎えを頼まれることは月に数回あります。ほとんどは小児用の解熱剤を飲ませ安静にさせているだけで回復するのですが、連れ帰った甥のお世話や食事の用意をするのは私。仕事を終えて甥を引き取りに来た義妹は「香織さん、悪いわね」と言うくらいで、薬代や食事代、タクシー代を払うつもりはないようです。
義妹と私は同い年ですが、性格的には正反対。生命保険会社の保険外交員でチームリーダーを務める義妹は話し上手で押しが強く、専業主婦の私はどちらかといえば口数が少なく周囲に流されやすいタイプです。幼少期から成績優秀だった義妹は義母のお気に入りということもあり、実家の近くに住んでいるのをいいことに、何かあればすぐ義母を頼り、義母はそれを同居する長男の嫁である私に丸投げするという構図が常態化していました。
義妹の夫は海外に単身赴任中、仕事をしながら1人で子育てするのが大変であることは、子供のいない私にも理解できます。しかし、こちらの都合も聞かず、いつも突然厄介事を押し付けてくるのには閉口していました。
年末年始も義弟がコロナ禍で帰国できなくなり、義妹が甥を連れてやって来たおかげで、正月に私の実家に帰る予定を変更せざるを得ませんでした。それなのに、義妹は上げ膳据え膳で忙しく動き回る私を気遣う様子も見せません。見かねた夫が「お前も少しは手伝えよ」と言うと、今度は義母が「瑤子は毎日仕事と子育てで疲れているんだから、お正月くらいはゆっくりさせてあげなさいよ」と横やりを入れてくる始末です。
「それが平等」義母の言葉に堪忍袋の緒が切れる手土産1つなく、私の用意したおせちをつまみ代わりに夫が正月用にと取っておいたワインをほぼ1人で空け、気が付けばリビングのソファで高いびき。うらやましいご身分だと思いました。加えて、私たち夫婦は甥にお年玉まで渡しているのですから、義妹にとってはまさに“実家パラダイス”でしょう。
しかし、その程度ならまだ我慢ができました。私の堪忍袋の緒が切れたのは、相続対策のセミナーに出かけた義母が、義妹と甥にそれぞれ年間110万円の暦年贈与をすると言い出した時です。「相続税や贈与税が見直されて、有利な暦年贈与ができなくなるかもしれないそうなの。だから、すぐにでも始めておいた方がいいと言われたのよ」。
早めの贈与は結構ですが、なぜその対象が義妹と甥なのか。夫が問いただしたところ、義母はこう言ってのけたのです。
「だって、あなたたちはこの家にタダで住んでるわけだし、将来はこの家を相続するわけでしょ? 跡継ぎもいなくて香織さんは家のことしかしていないのに、瑤子は陽翔を抱えて毎日必死に働いている。だから、現金はできるだけ瑤子に残してあげたいの。それが平等というものでしょ?」
これには私も夫も、開いた口が塞がりませんでした。
●「二度と顔も見たくない」義妹がまさかの行動に! 続きは後編【子供の世話を押し付け「やりたい放題」の義妹が男と失踪!? 衝撃の末路】で紹介します。
※個人が特定されないよう事例を一部変更、再構成しています。
Finasee編集部
金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。
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