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みずほ証券 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月16日 16時0分

みずほ証券 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2023年1月、みずほ証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「パインブリッジ・キャピタル証券ファンド(為替ヘッジあり)」の概要

みずほ証券の1月ランキング1位は、「パインブリッジ・キャピタル証券ファンド(為替ヘッジあり)」だった。同ファンドは、主として世界の金融機関が発行するキャピタル証券(CoCo債・劣後債・優先証券等)に投資し、相対的に高水準かつ安定的な利子・配当等収益(インカム収入)の獲得を図る海外債券型ファンドである。12月末時点における1年騰落率は-12.9%となっているものの、ポートフォリオの平均クーポンは6.8%となっている。高い利回りが期待できるファンドとして、2月以降もみずほ証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■パインブリッジ・キャピタル証券ファンド(為替ヘッジあり)
基準価額 8703円
信託報酬 1.463%(年率・税込)
純資産残高 461億円

<騰落率>
1カ月    0.6%
3カ月    4.0%
6カ月   -1.2%
1年     -12.9%

※12月末時点

全体を見て:海外債券型ファンドが人気

みずほ証券では、海外債券型ファンドの人気が高い。ランキング8位の「ルーミス米国投資適格債券ファンド(毎月決算型)」は、米ドル建ての公社債(主に社債)に投資する海外債券型ファンドで、取得時において投資適格債に投資を行う。投資適格債とは、格付け会社によって債務を履行する能力が十分にあると評価された公社債で、BBB-(S&P)、Baa3(Moody’s)格以上の公社債がこれに該当する。直近のパフォーマンスは優れないものの、2月以降もみずほ証券のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■ルーミス米国投資適格債券ファンド(毎月決算型)
基準価額 8146円
信託報酬 1.485%(年率・税込)
純資産残高 90.04億円

<騰落率>
1カ月 -4.3%
3カ月 -7.0%
6カ月 -5.5%
1年     -1.1%

※12月末時点

ここに注目:「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」が3位にランクイン

「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」が3位にランクインしている。同ファンドは、日本を含む世界の高配当株に投資する海外株式型ファンドである。12月は-3.9%のマイナスリターンとなったものの、1年騰落率は+19.6%となっている。また、組入銘柄の配当利回りも4.8%と高いので、利回りが期待できるファンドとして2月以降もみずほ証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース
基準価額 6098円
信託報酬 1.943%(年率・税込)
純資産残高 387.38億円

<騰落率>
1カ月 -3.9%
3カ月  9.4%
6カ月  5.1%
1年    19.6%

※12月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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