SMBC日興証券 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!
Finasee / 2023年2月15日 16時0分
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Finasee(フィナシー)
2023年1月、SMBC日興証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
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SMBC日興証券の1月ランキング1位は、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.6%のマイナスリターンとなったものの、1月末の基準価額は1万9782円と12月末の1万8901円から4.6%上昇した。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が上昇する局面で売りが増える傾向にある。同ファンドからは1月に約152億円の資金が流出した。これは、国内公募株式投資信託(ETF除く)の中で2番目の大きさとなった。
■日経225ノーロードオープン
基準価額 1万8901円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2531.25億円
<騰落率>
1カ月 -6.60%
3カ月 0.56%
6カ月 -0.51%
1年 -8.16%
※12月末時点
全体を見て:REIT型ファンドが人気SMBC日興証券では、REIT型ファンドの人気が高かった。ランキング3位の「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」は、国内のREIT(不動産投資信託)に投資するREIT型ファンドである。12月は-3.75%のマイナスリターンとなったものの、12月末時点における予想配当利回りは4.09%あり、インカムゲイン狙いのファンドとして魅力が高い。2月以降も、SMBC日興証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)
基準価額 6098円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 4333.09億円
<騰落率>
1カ月 -3.75%
3カ月 -2.38%
6カ月 -1.55%
1年 -5.11%
※12月末時点
ここに注目:「高成長インド・中型株式ファンド」が4位にランクイン「高成長インド・中型株式ファンド」が4位にランクインしている。同ファンドは、インドの中型株式を実質的な主要対象とするアクティブファンドである。インドの中型株式とは、ニフティ500の時価総額上位51〜350位の銘柄のことをいう。12月は-6.0%のマイナスリターンとなったものの、1年騰落率では+3.5%と堅調だ。2月以降も、同ファンドがSMBC日興証券のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■高成長インド・中型株式ファンド
基準価額 9846円
信託報酬 2.0505%(年率・税込)
純資産残高 805.92億円
<騰落率>
1カ月 -6.0%
3カ月 -7.8%
6カ月 3.1%
1年 3.5%
※12月末時点
執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
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