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三菱UFJ銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月19日 16時0分

三菱UFJ銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2023年1月、三菱UFJ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

 第1位「MUFGウェルス・インサイト・ファンド(標準型)」の概要

三菱UFJ銀行の1月ランキング1位は、「MUFGウェルス・インサイト・ファンド(標準型)」だった。同ファンドは、日本を含む世界各国の株式、債券、リート(不動産投資信託)、コモディティ(商品)、オルタナティブ資産に投資するバランスファンドである。12月は-4.5%のマイナスリターンとなったが、1月末の基準価額は1万454円と12月末の1万273円から約1.7%の上昇となった。2月以降も、同ファンドが三菱UFJ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■MUFGウェルス・インサイト・ファンド(標準型)
基準価額 1万273円
信託報酬 1.2565~1.2865%程度(年率・税込)
純資産残高 318.51億円

<騰落率>
1カ月 -4.5%
3カ月 -2.3%
6カ月 -2.1%
1年    -4.6%

※12月末時点

全体を見て:海外債券型ファンドが人気

三菱UFJ銀行では、海外債券型ファンドの人気が高かった。ランキング4位の「三菱UFJ/マッコーリー グローバル・インフラ債券ファンド<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は、世界のインフラ関連企業が発行する米ドル建て債券を実質的な主要投資対象とする債券型ファンドである。インフラ関連企業は、公益や通信、エネルギーなど日常生活に必要不可欠なサービスを提供している。12月は-4.2%のマイナスリターンとなったものの、ポートフォリオの最終利回りは5.5%となっている。高い利回りが期待できるファンドとして、2月以降も三菱UFJ銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■三菱UFJ/マッコーリー グローバル・インフラ債券ファンド<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
基準価額 8876円
信託報酬 1.32%(年率・税込)
純資産残高 898.19億円

<騰落率>
1カ月 -4.2%
3カ月 -4.4%
6カ月 -5.3%
1年    -6.2%

※12月末時点

ここに注目:「eMAXIS 日経225インデックス」が2位にランクイン

「eMAXIS 日経225インデックス」が2位にランクインしている。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.6%のマイナスリターンとなったものの、1月末の基準価額は3万2325円と12月末の3万878円に比べて約4.6%の上昇となっている。2月以降も、三菱UFJ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■eMAXIS 日経225インデックス
基準価額 3万878円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 495.71億円

<騰落率>
1カ月 -6.6%
3カ月  0.7%
6カ月 -0.3%
1年    -7.8%

※12月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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