三井住友銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!
Finasee / 2023年2月20日 16時0分
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Finasee(フィナシー)
2023年1月、三井住友銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
![](https://finasee.ismcdn.jp/mwimgs/9/8/800m/img_98f75305ee6c3afd75f0b12cee56153e97852.png)
三井住友銀行の1月ランキング1位は、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」だった。同ファンドは、株式投資の王道である「成長+配当+割安」を追求して世界のベストを厳選するアクティブファンドである。12月は-2.24%のマイナスリターンとなったものの、1年騰落率は+2.94%と堅調だ。毎月決算型で20年以上の実績を持つ唯一の世界株式ファンドで、設定来(1999年1月~)の騰落率も+187.57%となっている。2月以降も三井住友銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
基準価額 8255円
信託報酬 1.903%(年率・税込)
純資産残高 2624.07億円
<騰落率>
1カ月 -2.24%
3カ月 9.73%
6カ月 3.69%
1年 2.94%
※12月末時点
全体を見て:海外株式型ファンドが人気三井住友銀行では、海外の株価指数を対象にしたインデックスファンドの人気も高かった。ランキング3位の「三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)」は、米国を代表する株価指数であるダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。1月の騰落率は-0.2%となったものの、1年騰落率は+11.0%となっている。2月以降も、同ファンドが三井住友銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)
基準価額 2万8182円
信託報酬 0.748%(年率・税込)
純資産残高 757.34億円
<騰落率>
1カ月 -0.2%
3カ月 -9.5%
6カ月 1.0%
1年 11.0%
※1月末時点
ここに注目:「日本企業海外債券オープン(為替ヘッジあり)」が6位にランクイン「日本企業海外債券オープン(為替ヘッジあり)」が6位にランクインしている。同ファンドは、日系企業が海外で発行する外貨建ての債券に投資する債券型ファンドである。普通社債だけでなく、劣後債等にも投資し、ポートフォリオのクーポンは3.3%となっている。ただ、為替相場が円高に進んだことなどにより12月末時点における1年騰落率は-15.5%となった。パフォーマンスは悪化しているが、2月以降も同ファンドが三井住友銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■日本企業海外債券オープン(為替ヘッジあり)
基準価額 8986円
信託報酬 1.0285%(年率・税込)
純資産残高 74.8億円
<騰落率>
1カ月 0.1%
3カ月 -0.2%
6カ月 -4.4%
1年 -15.5%
※12月末時点
執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011
Finasee編集部
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