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三井住友信託銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月22日 16時0分

三井住友信託銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2023年1月、三井住友信託銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「世界経済インデックスファンド」の概要

三井住友信託銀行の1月ランキング1位は、「世界経済インデックスファンド」だった。同ファンドは、国内、先進国、新興国の公社債、株式に分散投資するバランスファンドである。幅広い資産に分散投資するのでリスクを抑えた運用が可能だが、12月の騰落率は-4.61%となり、1年騰落率も-4.60%となっている。パフォーマンスが悪化しているものの、2月以降も同ファンドが三井住友信託銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■世界経済インデックスファンド
基準価額 2万7634円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 1614.56億円

<騰落率>
1カ月 -4.61%
3カ月 -1.55%
6カ月 -3.38%
1年     -4.60%
※12月末時点

全体を見て:株価指数を対象にしたインデックスファンドが人気

三井住友信託銀行では、株価指数を対象にしたインデックスファンドの人気が高かった。ランキング3位の「My SMT 日経225インデックス(ノーロード)」は、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。1月は+4.70%のプラスリターンとなり、1年騰落率も+3.20%と堅調だ。2月以降も、同ファンドが三井住友信託銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■My SMT 日経225インデックス(ノーロード)
基準価額 1万3236円
信託報酬 0.154%(年率・税込)
純資産残高 63.82億円

<騰落率>
1カ月   4.70%
3カ月 -0.80%
6カ月 -0.78%
1年      3.20%

※1月末時点

ここに注目:「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が2位にランクイン

「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」が2位にランクインしている。同ファンドは、国内のリート(不動産投資信託)に投資するREIT型ファンドである。1月は-3.58%のマイナスリターンとなったものの、ポートフォリオの予想配当利回りは4.28%と高い。インカムゲイン狙いの投資対象として魅力があるファンドといえるだろう。

■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)
基準価額 5814円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 4208.61億円

<騰落率>
1カ月 -3.58%
3カ月 -7.44%
6カ月 -8.06%
1年     -2.82%

※1月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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