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【投資信託 REIT型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月27日 16時0分

【投資信託 REIT型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

1月の資金流入額1位は「ダイワ・US-REITオープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」(119.84億円)

REIT型ファンドの1月資金流入額1位は、「ダイワ・US-REITオープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」だった。同ファンドは、米国のリート(不動産投資信託)に投資し、配当利回りを重視した運用を行う。ただ、1月末時点におけるポートフォリオの配当利回りは3.5%で、米国10年債利回りと同じ程度である。今後も米国金利の動向には注意が必要だ。

■ダイワ・US-REITオープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 2297円
信託報酬 1.672%(年率・税込)
純資産残高 6892億円

<騰落率>
1カ月   5.7%
3カ月 -4.1%
6カ月 -9.2%
1年      0.9%

※1月末時点

1月のリターン1位は「優先リート・オープン(為替ヘッジあり)」(11.81%)

REIT型ファンドの1月リターン1位は、「優先リート・オープン(為替ヘッジあり)」だった。同ファンドは、米国の優先リートに投資するREIT型ファンドである。優先リートは、企業が発行する優先株に投資し、議決権がない代わりに普通リートより配当の支払いが優先され、破綻時の弁済も上位にある。そして、普通リートより高い利回りになる傾向にある。1月は11.81%と高いリターンになったが、12月末時点における1年騰落率は-22.5%だった。基準価額の変動が激しい点には注意が必要だろう。

■優先リート・オープン(為替ヘッジあり)
基準価額 7900円
信託報酬 1.694%(年率・税込)
純資産残高 5600万円

<騰落率>
1カ月  -0.7%
3カ月  -5.1%
6カ月 -11.8%
1年     -22.5%

※12月末時点

1月の純資産残高1位は「ダイワ・US-REITオープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」(6892.14億円)

REIT型ファンドの1月純資産残高1位は、「ダイワ・US-REITオープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」だった。1月は約119億円の資金流入があり、純資産残高も約6892億円となった。2月以降も資金流入が続くかどうかに注目している。

■ダイワ・US-REITオープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 2297円
信託報酬 1.672%(年率・税込)
純資産残高 6892億円

<騰落率>
1カ月   5.7%
3カ月 -4.1%
6カ月 -9.2%
1年      0.9%

※1月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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