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【投資信託 外国債券型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee / 2023年2月28日 16時0分

【投資信託 外国債券型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

1月の資金流入額1位は「みずほグローバル・ターゲット利回り社債ファンド2023-01(限定追加型)」(150.6億円)

外国債券型ファンドの1月資金流入額1位は、「みずほグローバル・ターゲット利回り社債ファンド2023-01(限定追加型)」だった。同ファンドは、日本や新興国を含む世界の米ドル建てまたはユーロ建ての社債を主要投資対象とする債券型ファンドである。信託期間は約5年の限定追加型ファンドで、みずほ証券とみずほ銀行で販売された。

■みずほグローバル・ターゲット利回り社債ファンド2023-01(限定追加型)
基準価額 1万107円
信託報酬 0.7425%
純資産残高 152.26億円

※2月17日時点

1月のリターン1位は「債券パワード・インカムファンド(資産成長型)」(11.32%)

外国債券型ファンドの1月リターン1位は、「債券パワード・インカムファンド(資産成長型)」だった。同ファンドは、米国の国債、ジニーメイ債、投資適格社債およびハイイールド社債に分散投資し、さらにレバレッジを活用することによって年率10%程度(信託報酬等のコスト控除後)の利回りの獲得を目指す。ただ、リスクの高い債券にレバレッジをかけて投資するので、ハイリスク・ハイリターンのファンドという点には注意が必要である。1月は11.32%と高いリターンになったが、1年騰落率では-30.42%と大きく下落している。リスクを積極的に取れる投資家以外は購入しないほうがいいだろう。

■債券パワード・インカムファンド(資産成長型)
基準価額 6432円
信託報酬 1.518%(年率・税込)
純資産残高 420.53億円

<騰落率>
1カ月   11.32%
3カ月   14.75%
6カ月 -10.77%
1年    -30.42%

※1月末時点

1月の純資産残高1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(2806.94億円)

外国債券型ファンドの1月純資産残高1位は、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」だった。同ファンドは、世界主要先進国の、信用力の高いソブリン債券に投資し、国際分散投資を行う。格付けA格以上の信用力の高い債券に投資するので安全性は高いものの、1月末時点における1年騰落率は-3.0%となっている。米国を中心に主要先進国では金利が上昇しており、同ファンドには逆風となっている。今後も先進国の金利動向には注意が必要だろう。

■グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
基準価額 4719円
信託報酬 1.375%(年率・税込)
純資産残高 2806.94億円

<騰落率>
1カ月  1.0%
3カ月 -6.7%
6カ月 -6.2%
1年    -3.0%

※1月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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