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北洋銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee / 2023年3月5日 16時0分

北洋銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年1月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2023年1月、北洋銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「新光US-REITオープン」の概要

北洋銀行の1月ランキング1位は、「新光US-REITオープン」だった。同ファンドはUS-REITに分散投資し、市場平均よりも高い水準の配当収益の確保と長期的な値上がり益の獲得を目指して運用を行う。同ファンドは2014年10月〜2016年10月まで25ヵ月の間、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で純資産残高がトップだった。そして、2016年7月には1兆6084億円まで純資産残高が増えている。現在の純資産残高は4分の1の水準になっているが、今後、資金流入が続くかどうかに注目している。

■新光US-REITオープン
基準価額 2016円
信託報酬 1.683%(年率・税込)
純資産残高 4614.82億円

<騰落率>
1カ月  8.6%
3カ月  2.4%
6カ月 -5.3%
1年      3.8%

※2月6日時点

全体を見て:外国株式型ファンドが人気

北洋銀行では、外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「ウォルター・スコット優良成長企業ファンド(資産成長型)」は、日本を含む世界の株式市場で持続的な成長をしている企業の株式に投資するアクティブファンドで、主に「ウォルター・スコット優良成長企業マザーファンド」を通じて運用されている。1月は+3.6%のプラスリターンとなり、1年騰落率も+5.7%と堅調だ。2月以降も、同ファンドが北洋銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■ウォルター・スコット優良成長企業ファンド(資産成長型)
基準価額 1万1136円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 22億円

<騰落率>
1カ月  3.6%
3カ月 -1.5%
6カ月 -0.4%
1年      5.7%

※1月末時点

ここに注目:「財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型」が5位にランクイン

 

 

「財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型」が5位にランクインしている。同ファンドは、3つの異なる資産(不動産、債券、株式)に分散投資し、高いインカム収益の確保を図るとともに、安定した信託財産の成長を目指す投資信託である。そして、基本的には国内不動産投資信託(J-REIT)25%、海外債券50%、国内株式25%をベースに、各投資信託証券の利回り、収益性、流動性、設定・解約状況等を勘案して投資比率を決定している。1月末時点における1年騰落率は-3.45%となっているものの、安定的な利回りが期待できるファンドとして、2月以降も北洋銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型
基準価額 3169円
信託報酬 1.045%(年率・税込)
純資産残高 2752.31億円

<騰落率>
1カ月   1.40%
3カ月  -3.94%
6カ月  -4.15%
1年     -3.45%

※1月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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