「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」が選ばれる理由
Finasee / 2023年3月21日 19時0分
![「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」が選ばれる理由](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/finasee/finasee_11912_0-small.png)
Finasee(フィナシー)
ソロスが認めた「スパークス」の看板商品
「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」(愛称:厳選投資)は、独立系の運用会社「スパークス・グループ」の看板商品です。同ファンドは2015年ごろから純資産総額が増加し始め、2023年3月には初めて1500億円を突破しました。
【スパークス・新・国際優良日本株ファンド】
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スパークス・グループは、著名な投資家であるジョージ・ソロス氏に認められ、1億ドルの日本株式運用を任された阿部修平(あべ・しゅうへい)氏が興した企業です。日本株式の運用などで多くの実績を残し、2001年には運用会社として初めて上場を果たしました。
スパークス・新・国際優良日本株ファンドも、日本株式で運用される投資信託です。同ファンドが資金を集める理由を探りましょう。
TOPIXを大きく上回るリターンが強みスパークス・新・国際優良日本株ファンドの魅力は、良好な運用実績にあるでしょう。同ファンドは、2023年2月までに370%を超えるリターンを稼ぎました。これは同時期のTOPIX(配当込み)を大きく上回っています。
【TOPIX(配当込み)との比較(2008年3月=100)】
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累積だけでなく期間収益も優秀で、設定から2022年3月までの第14期まで、パフォーマンスがTOPIX(配当込み)を下回ったことは3回しかありません。
【スパークス・新・国際優良日本株ファンド-TOPIX(配当込み)】
![](https://finasee.ismcdn.jp/mwimgs/6/b/800m/img_6bb5cd3dd928dc51520afc8e6777dcaa49458.jpg)
市場平均と異なるリターン特性が期待できる点も、スパークス・新・国際優良日本株ファンドが支持される理由だと考えられます。
一般的なアクティブファンドは、ベンチマークを意識して多くの銘柄に分散投資するあまり、平均的なリターンにとどまることが少なくありません。
一方スパークス・新・国際優良日本株ファンドは、ベンチマークを設けず、「新・国際優良企業」として確信できる銘柄にのみ投資します。投資対象は年間3000回以上の徹底した企業調査を通じ、わずか20銘柄程度まで厳選されます。組み入れ銘柄数の少なさから、市場平均と乖離した値動きが生じやすいでしょう。
【「新・国際優良企業」の条件】
・国内市場で圧倒的なシェアを持つ
・海外売上高比率の拡大が期待できる
・世界的なブランド力を有することが期待できる
【組入上位5銘柄(2023年2月末時点)】
銘柄 比率 日立製作所 9.1% ソニーグループ 9.1% 三菱商事 8.9% ロート製薬 5.6% セブン&アイ・ホールディングス 5.2%リスクを取ってお金を増やしたい人におすすめ
スパークス・新・国際優良日本株ファンドは少ない銘柄に集中投資するため、リスクは比較的大きくなります。同ファンドの優秀な運用実績は、その対価といえるでしょう。事実、近年もTOPIX(配当込み)より大きな値動きが生じました。
【1年騰落率(2017年10月~2022年9月)】
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スパークス・新・国際優良日本株ファンドの実績は申し分なく、今後も高いリターンに期待できます。しかし、相応のリスクは付いて回るでしょう。スパークス・新・国際優良日本株ファンドは、リスクを取ってでも積極的にリターンを追求したい人におすすめします。
【スパークス・新・国際優良日本株ファンドの概要】
銘柄 スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資) 運用会社 スパークス・アセット・マネジメント ファンドのタイプ 国内株式型 設定日 2008年3月28日 信託期間 2028年3月27日まで 決算日 3月27日 受渡期間 5営業日 販売手数料(最大、税込み) 3.3% 信託報酬(全体、税込み) 1.804% 信託報酬(販売会社、税込み) 0.77% 信託財産留保額 0.3% 主な販売会社 野村證券
水戸証券
みずほ銀行
執筆/若山卓也(わかやまFPサービス)
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業(IFA)および保険募集人に登録し、金融商品の販売も行う。2017年から金融系ライターとして活動。AFP、証券外務員一種、プライベートバンキング・コーディネーター。
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