みずほ銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年2月)を読み解く!
Finasee / 2023年3月22日 16時0分
Finasee(フィナシー)
2023年2月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「キャピタル世界株式ファンド」の概要みずほ銀行の2月ランキング1位は、「キャピタル世界株式ファンド」だった。同ファンドは、長期投資を通じた資産形成に資する運用戦略をとるアクティブファンドで、1月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。
1.マイクロソフト(米国) 3.6%
2.ノボ ノルディスク(デンマーク) 2.5%
3.台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(台湾) 2.4%
4.ASMLホールディングス(オランダ) 2.1%
5.テスラ(米国) 1.7%
1月は4.6%のプラスリターンだった。3月以降も、同ファンドがみずほ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■キャピタル世界株式ファンド
基準価額 2万491円
信託報酬 1.701%(年率・税込)
純資産残高 3383.4億円
<騰落率>
1カ月 4.6%
3カ月 -2.5%
6カ月 -1.2%
1年 -0.5%
※1月末時点
全体を見て:海外株式型ファンドが人気みずほ銀行では、海外株式型ファンドの人気が高かった。ランキング5位の「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」は世界の上場株式の中で、個別企業の競争優位性、成長力の評価で質の高いと考えられる「ハイクオリティ成長企業」に投資するアクティブファンドである。1月は+11.07%の高いリターンになったものの、1年騰落率では-11.79%のマイナスリターンとなっている。3月以降も、同ファンドがみずほ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)
基準価額 2万3200円
信託報酬 1.87%(年率・税込)
純資産残高 4925.06億円
<騰落率>
1カ月 11.07%
3カ月 1.44%
6カ月 1.76%
1年 -11.79%
※1月末時点
「USストラテジック・インカム・ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」が3位にランクインしている。同ファンドは、主に米ドル建て米国債券に投資し、安定的なリターンを目指して運用を行う。1月末時点における格付けはA以上が58.8%を占め、平均最終利回りは5.05%となっている。安定的な利回りが期待できるファンドとして、3月以降もみずほ銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■USストラテジック・インカム・ファンド Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 7308円
信託報酬 1.304%(年率・税込)
純資産残高 64.9億円
<騰落率>
1カ月 0.37%
3カ月 -6.81%
6カ月 -5.26%
1年 2.74%
※1月末時点
執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011
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