【投資信託 国内株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年2月)を読み解く!
Finasee / 2023年3月27日 16時0分
Finasee(フィナシー)
2月の資金流入額1位は「ノムラ・ジャパン・オープン」(106.3億円)
国内株式型ファンドの2月の資金流入額1位は、「ノムラ・ジャパン・オープン」だった。同ファンドは、野村アセットマネジメントが運用する国内株式型投資信託で、日本の株式市場に投資し、中長期的な利益の追求を目指す。2月末時点における組入上位銘柄は、以下の通りである。
1.日立製作所 6.2%
2.三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.5%
3.ローム 4.3%
4.三井住友フィナンシャルグループ 3.2%
5.SOMPOホールディングス 3.2%
2月末時点における1年騰落率は7.7%と好調である。3月以降も高水準の資金流入が続くかどうかに注目している。
■ノムラ・ジャパン・オープン
基準価額1万2253円
信託報酬 1.672%(年率・税込)
純資産残高 455億円
<騰落率>
1カ月 0.6%
3カ月 1.2%
6カ月 5.4%
1年 7.7%
※2月末時点
2月のリターン1位は「日本株厳選ファンド・メキシコペソコース」(9.82%)国内株式型ファンドの2月リターン1位は、「日本株厳選ファンド・メキシコペソコース」であった。同ファンドは、国内の割安と判断される魅力的な銘柄に投資するアクティブファンドである。円コースおよび為替取引を活用する6つの通貨コースがあり、メキシコペソコースが高いリターンとなった。同ファンドの2月末時点における1年騰落率は+60.0%のプラスリターンとなっている。今後も高いリターンが続くかどうかに注目している。
■日本株厳選ファンド・メキシコペソコース
基準価額 1万126円
信託報酬 1.7475%(年率・税込)
純資産残高 3.12億円
<騰落率>
1カ月 9.8%
3カ月 5.5%
6カ月 17.3%
1年 60.0%
※2月末時点
2月の純資産残高1位は「ひふみプラス」(4846.90億円)
国内株式型ファンドの2月純資産残高1位は、「ひふみプラス」であった。同ファンドは、「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本の成長企業に投資する投資信託(ひふみ投信シリーズ)である。そして、2月末時点における組入上位銘柄は以下の通りである。
1.アドバンテスト 2.80%
2.三菱UFJフィナンシャル・グループ 2.32%
3.東京海上ホールディングス 1.99%
4.ソニーグループ 1.92%
5.三井住友フィナンシャルグループ 1.79%
2月末時点における1年騰落率は3.21%のプラスリターンとなっている。今後も好調なパフォーマンスを維持できるかどうかに注目している。
■ひふみプラス
基準価額 4万6138円
信託報酬 1.078%(年率・税込)
純資産残高 4846.9億円
<騰落率>
1カ月 1.51%
3カ月 0.60%
6カ月 1.39%
1年 3.21%
※2月末時点
執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター
@yanta2011
Finasee編集部
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