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【投資信託 外国債券型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年2月)を読み解く!

Finasee / 2023年3月30日 16時0分

【投資信託 外国債券型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年2月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2月の資金流入額1位は「債券パワード・インカムファンド(資産成長型)」(195.40億円)

外国債券型ファンドの2月資金流入額1位は、「債券パワード・インカムファンド(資産成長型)」であった。同ファンドは米国の国債、ジニーメイ債、投資適格社債、ハイイールド社債に分散投資し、レバレッジを活用することによるインカムゲインの獲得を目指す。債券型ファンドであるが、リスクの高い債券にも投資することやレバレッジをかけているため、ハイリスク・ハイリターンのファンドである。2月末時点における1年騰落率は-35.65%であり、積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しない方がいいだろう。

■債券パワード・インカムファンド(資産成長型)
基準価額 5622円
信託報酬 1.749%(年率・税込)
純資産残高 547.35億円

<騰落率>
1カ月 -12.59%
3カ月   -6.27%
6カ月 -15.93%
1年    -35.65%

※2月末時点

2月のリターン1位は「三菱UFJ米国バンクローンファンド 通貨選択シリーズ<メキシコペソコース>(年2回分配型)」(7.26%)

外国債券型ファンドの2月リターン1位は、「三菱UFJ米国バンクローンファンド 通貨選択シリーズ<メキシコペソコース>(年2回分配型)」であった。同ファンドは、米ドル建てのバンクローン(貸付債券)、公社債等を実質的な主要投資対象とし、為替リスクの異なる7つの通貨コースを選択できる。2月は円安・メキシコペソ高が進んだため、メキシコペソコースのリターンは+7.3%となった。そして、2月末時点における1年騰落率も+40.1%と非常に高いリターンとなっている。

■三菱UFJ米国バンクローンファンド 通貨選択シリーズ<メキシコペソコース>(年2回分配型)
基準価額 1万6507円
信託報酬  1.815%(年率・税込)
純資産残高 4.35億円

<騰落率>
1カ月  7.3%
3カ月  7.0%
6カ月 12.9%
1年     40.1%

※2月末時点

2月の純資産残高1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(2824.94億円)

外国債券型ファンドの2月純資産残高1位は、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」であった。同ファンドは、「グローバル・ソブリン・オープン マザーファンド」に投資することで、世界の主要先進国で信用力の高い国債や政府機関が発行する政府機関債に投資し、国際的に分散投資を行うことができる。このファンドの運用目標は、「FTSE世界国債インデックス(円ベース、日本を含む)」を基準にしている。また、同ファンドは1997年12月に設定され、20年以上の実績を誇るファンドである。

■グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
基準価額  4776円
信託報酬  1.375%(年率・税込)
純資産残高 2824.94億円

<騰落率>
1カ月  1.3%
3カ月 -2.5%
6カ月 -4.0%
 1年     0.2%

※2月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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