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【投資信託 複合資産型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年2月)を読み解く!

Finasee / 2023年3月31日 16時0分

【投資信託 複合資産型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年2月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2月の資金流入額1位は「ビルドアップ型MSグローバル・プレミアム株式(為替ヘッジなし)2023-02(限定追加型)」(71.29億円)

複合資産型ファンドの2月の資金流入額1位は「ビルドアップ型MSグローバル・プレミアム株式(為替ヘッジなし)2023-02(限定追加型)」だった。同ファンドは、持続的な利益成長や競争優位性を持つ世界各国のプレミアム企業の株式に投資し、中長期的な値上がり益の確保を目指す。そして、2024年9月までは一定金額(元本1万口当たり500円程度)を株式に投資し、それ以外を残存期間が1年以内の日本国債や短期金融資産に投資。購入の申込は3月28日までの限定追加型ファンドである。

■ビルドアップ型MSグローバル・プレミアム株式(為替ヘッジなし)2023-02(限定追加型)
基準価額 9975円
信託報酬 0.9075%(年率・税込)(2024年9月の最終営業日まで)
               1.8150%(年率・税込)(2024年9月の最終営業日の翌日以降) 
純資産残高 84.43億円

※3月20日時点時点

2月のリターン1位は「しずぎん国際分散投資戦略ファンド2018-05」(4.73%)

複合資産型ファンドの2月リターン1位は、「しずぎん国際分散投資戦略ファンド2018-05」だった。同ファンドは、元本を確保しながら超過収益を狙うために、安定運用部分では米ドル建て債券に、積極運用部分では国際分散投資を行う。安定運用部分では、静岡銀行が発行する満期5年の米ドル建て割引債券に100%投資することで元本を守り、積極運用部分では、国内外の株式、国債、金などに投資し、投資対象の配分比率を機動的に変更することで、収益を増やすことを目指す。また、外貨建資産については、為替ヘッジを行わない。2月は4.73%のプラスリターンとなり、2月末時点における1年騰落率も16.93%となっている。3月以降も高いリターンをキープできるかどうかに注目している。

■しずぎん国際分散投資戦略ファンド2018-05
基準価額 1万2623円
信託報酬  1.32%(年率・税込)
純資産残高 23.69億円

<騰落率>
1カ月  4.73%
3カ月 -1.07%
6カ月 -0.23%
1年     16.93%

※2月末時点

2月の純資産残高1位は「投資のソムリエ」(5143.44億円)

複合資産型ファンドの2月純資産残高1位は、「投資のソムリエ」だった。同ファンドは、国内・先進国・新興国の債券と株式、および国内・先進国のREIT(不動産投資信託)の合計8資産に分散投資し、大きく負けない運用を目指す。ただ、2月末時点における1年騰落率は-8.94%となっている。2月は同ファンドから61.62億円の資金が流出しており、今後も資金流出が続くかどうかに注目している。

■投資のソムリエ
基準価額 1万509円
信託報酬 1.54%(年率・税込)
純資産残高 5143.44億円

<騰落率>
1カ月 -0.34%
3カ月 -1.57%
6カ月 -3.87%
1年    -8.94%

※2月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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