1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

株価は気にしない! 「配当株投資」なら誰でもお金を雪ダルマ式に増やせる“理由”

Finasee / 2023年4月14日 11時0分

株価は気にしない! 「配当株投資」なら誰でもお金を雪ダルマ式に増やせる“理由”

Finasee(フィナシー)

相場の不透明感の増す環境下で、配当株への注目度が高まっています。自身も配当株投資を行う配当太郎さんによれば、配当株投資は、株価に一喜一憂することなく時間をかけて利益を積み上げる投資方法であり、基本を押さえれば誰にでもできるといいます。

そんな配当株投資の魅力と、着実に資産を増やしていく方法を分かりやすく解説したのが、著書『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』。今回は特別に同書「はじめに」の一部を公開します(前後編の後編)。

●前編:リーマン・ショックで「地獄に仏」と感じた―人気投資家が“配当金”の魅力に開眼したきっかけ

※本稿は配当太郎著『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。

投資金額1000万円、増配率10%の実現を目指す!

配当株投資で大切なことは、「稼ぐチカラ」があり、その利益の一部をきちんと株主に還元する企業を選んで、継続的に株を買い進めていくことです。

株を買い進めて、持ち株数が増えれば、企業は持ち株数に応じて利益を還元してくれますから、それだけ多くの配当金を受け取ることができます。

その一方で、企業が稼いでいれば、その利益が上がった分だけ、株主に還元する配当金を増やしてくれます。

企業が株主に還元する配当金を増やすことを「増配」といいます。

この増配こそが、配当株投資の成否のカギを握る生命線であり、最大のチャームポイントとなります。

継続的に株を買い進めて「持ち株数」を増やすことと、企業が「増配」してくれること。

この両輪が、配当株投資を押し進めるエンジンです。

現在、私が持っている株の9割は増配を続けており、その配当金を再投資したり、給料などの自己資金の一部を追加投入することによって、毎年10%から15%くらいのペースで配当金が増えています。

配当金が雪ダルマ式に成長!? 配当株投資の手順

配当株投資は、次のような手順で進めます。

●証券会社を通じて企業の株を買う
    ↓  
●株を所有することで株主になる
    ↓
●投資先の企業が利益を上げる
    ↓
●企業が配当金を増配する
    ↓
●受け取った配当金の一部や全部を再投資して株数を増やす
    ↓
●働いて得た労働収入の一部を投資に回す余裕が生まれて、株を買い増す
    ↓
●さらに配当金が増える

このサイクルを上手に回していければ、配当金は雪ダルマ式に成長します。

私はこうして得られる利益を「配当金ダルマ」と呼んでいます。

子供の頃に雪ダルマを作った経験がある方ならご存知でしょうが、大きな雪ダルマも、最初はゴルフボールくらいの小さな雪玉から始まります。

配当株投資も同様で、最初に10万円を投じて株を買っても、1年目に得られる配当金は3000円くらいでしょう。

それが積み上がって100万円を投資できるようになれば、毎年3万円くらいの配当金が得られるようになります。

核の部分がしっかりしていれば、雪ダルマと同じように、そう簡単に崩れてしまう心配はありません。

投資金額が1000万円に到達すれば、配当金ダルマの成長スピードが一気に急加速することになります。

ゴルフボールくらいの雪玉をコロコロと転がしていくと、次第に表面積が増してきて、ある段階に来ると、急に変速ギアを入れたように大きくなるスピードが速くなりますが、あの瞬間と同じことが起こるのです。

毎年10%の増配があれば、50万円の配当金が、およそ7年後には2倍の100万円になります。

15%の増配が続けば、わずか5年で100万円に到達できるのです。

ある程度まで配当金ダルマを大きくすれば、自重でドンドンと転がるようになり大きく成長することになります。

本書では、コツコツと配当金ダルマを育てていくことで、毎年100万円の配当金を得るための取り組み方を詳解していきます。

配当株投資には、成功のための秘策や裏ワザはありません。

大事なポイントは、できるだけ早く始めること、きちんと投資先を選んで株を取得すること、一時的な株価の動きに動揺せず、前向きに株数を増やし続けること……にあります。

難しく考える必要はなく、基本さえマスターすれば、誰にでもできることです。

年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
 

配当太郎 著
発行 クロスメディア・パブリッシング
定価 1738円(税込)

配当太郎/投資家

学生時代に株式投資を始め、リーマン・ショックを経て、配当株投資に目覚める。大型株を中心に投資し、保有銘柄の9割は配当金が年々増える「増配銘柄」が占める。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください