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【投資信託 エマージング株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年2月)を読み解く!

Finasee / 2023年4月1日 16時0分

【投資信託 エマージング株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年2月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2月の資金流入額1位は「高成長インド・中型株式ファンド」(84.36億円)

エマージング株式型ファンドの2月の資金流入額1位は、「高成長インド・中型株式ファンド」だった。同ファンドは、インドの中型株式を主要投資対象とし、インドの代表的な金融グループであるコタック・マヒンドラ・グループが実質的な運用を行う。2月は3.8%のプラスリターンとなり、84.36億円の資金流入があった。3月以降も、資金流入が続くかどうかに注目だ。

■高成長インド・中型株式ファンド
基準価額 9911円
信託報酬 2.0505%(年率・税込)
純資産残高 947.21億円

<騰落率>
1カ月  3.8%
3カ月 -5.4%
6カ月 -8.4%
1年      8.7%

※2月末時点

2月のリターン1位は「オーロラⅡ(トルコ投資ファンド)」(6.91%)

エマージング株式型ファンドの2月のリターン1位は、「オーロラⅡ(トルコ投資ファンド)」であった。同ファンドは、トルコ企業の株式を中心に収益性や成長性、安定性を総合的に勘案して選択した銘柄に投資するアクティブファンドである。2月は6.9%のプラスリターンとなり、2月末時点における1年騰落率も97.5%と高い。3月以降も、高いリターンが続くかどうかに注目している。

■オーロラⅡ(トルコ投資ファンド)
基準価額 1万5349円
信託報酬 2.222%(年率・税込)
純資産残高 11.6億円

<騰落率>
1カ月  6.9%
3カ月  3.1%
6カ月 44.5%
1年     97.5%

※2月末時点

2月の純資産残高1位は「野村インド株投資」(2497.21億円)

エマージング株式型ファンドの2月の純資産残高1位は、「野村インド株投資」であった。同ファンドはインド企業の株式に投資するアクティブファンドである。2月の騰落率は+1.30%だった。MSCIインド指数は、2月にインドの新興財閥グループの不正会計疑惑問題や米金融引き締め長期化への警戒感から下落した。インド株式市場のバリュエーションは、株価収益率が過去5年平均とほぼ同水準になっているが、インド企業の一株当たり利益成長率は高成長が続くと予想されている。3月以降も、同ファンドがエマージング株式型ファンドの純資産残高1位の座を維持する可能性は高いだろう。

■野村インド株投資
基準価額 3万2182円
信託報酬 2.2%(年率・税込)
純資産残高 2497.2億円

<騰落率>
1カ月  1.3%
3カ月 -9.3%
6カ月 -9.3%
1年      1.3%

※2月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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