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福岡銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年2月)を読み解く!

Finasee / 2023年4月7日 16時0分

福岡銀行 人気ファンドランキングトップ10(2023年2月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

2023年2月、福岡銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」の概要

福岡銀行の2月ランキング1位は、「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」だった。同ファンドは、国内のREIT(不動産投資信託)に投資し、安定したインカムゲインの確保と信託財産の中長期的な成長を目指す。2月末時点における予想配当利回りは4.18%と高く、インカムゲイン狙いのファンドとして魅力が高い。3月以降も、同ファンドが福岡銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)
基準価額 5876円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 4311.28億円

<騰落率>
1カ月  2.21%
3カ月 -5.15%
6カ月 -7.34%
1年      2.38%

※2月末時点

全体を見て:外国株式型ファンドが人気

福岡銀行では、外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(ヘッジなし)」は、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。2月は3.3%のプラスリターンとなり、1年騰落率は0.9%となっている。3月以降も、同ファンドが福岡銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(ヘッジなし)
基準価額 4万2834円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 6953億円

<騰落率>
1カ月   3.3%
3カ月 -0.2%
6カ月 -2.6%
1年      0.9%

※2月末時点

ここに注目:「One 国内株オープン」が5位にランクイン

「One 国内株オープン」が5位にランクインしている。同ファンドは、特定の運用スタイルではなく、相場動向に応じて自由な運用を行うアクティブファンドである。2月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.ソニーグループ                                 3.19%
2.三菱UFJフィナンシャル・グループ  2.98%
3.トヨタ自動車                                    2.70%
4.キーエンス                                        2.31%
5.三井住友フィナンシャルグループ      2.24%

2月は0.15%のプラスリターンとなり、2月末時点における1年騰落率も9.54%となっている。今後の運用方針は大型株を中心に保有し、さらに小型成長株やPBR1倍割れの銘柄に着目するとしている。今後も、好調なパフォーマンスをキープできるかどうかに注目している。

■One 国内株オープン
基準価額 3万1061円
信託報酬 1.76%(年率・税込)
純資産残高 191.36億円

<騰落率>
1カ月 0.15%
3カ月 0.18%
6カ月 3.21%
1年     9.54%

※2月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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